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言の葉ひらひら  作者: Jade
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佳き日へ

銀杏舞う氷雨の古都

鉛の天井は日を遮り

赤い手を擦り合わせ

寄り添う影に戸惑う

詰るのは詮無いこと

想い出に凍えても

交わした言葉こそ

昨日を忘れながら

道々に目を凝らす

涙は高瀬川に流し

八坂の華を見よう

遥か師の師たる森

郷を憂うまなざし

ころりと笑う娘達

それでいい

各々に担うのだ

その灯火を



……………………………………………………




名も無き人々の

祈りの声が聞こえる


地の果てから

世の果てから

和を成して

層を成して

響き、応え、

空へ天へ


口付けた嘘を越えて

呼び覚ませよと



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