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言の葉ひらひら  作者: Jade
30/100

少年

透明な孤独

哀しみに満たされて

触れることも

できないまま


ホームの向こう

行き違う恋歌

交差する視線

ただそれだけ


雑踏が嵐のように

時を捲っていく

気付かぬふりで

目を伏せて

口走った後悔は

周回遅れ


“二人で どこかへ行こう

誰も 知らないところへ”


はにかむ笑顔を

間近で見たかった

わかってる

沈黙を置いた臆病さが

資格を失った理由だと


痛いほどの光が

君の横顔を照らしてる

血を流す僕を

どうか

赦してください

二度と

振り向いてとは

言わないから


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