26/100
君らの黄金時代
キムタクが
月9張ってた頃
日本はまだまだ
終わってなんかなくて
そこら中
夢であふれてた
HEROなんて
どこにでもいた
Can you keep a secret?
得意気に歌ったりして
壊れやすい理想を
信じていたね
水を浴びるまで
たくさんのヒビを
見ないフリしたまま
走れるだけ走ってきた
サめるまで後何日?
そんなことすら考えず
虹色の歌を紡いでた
永久を疑わないのは
僕らの悪いクセかな
二度目のオリンピック
それは破滅?
それともサイコウ?
熱中する若い瞳を
ダイヤの原石と
呼んではいるけれど
背後から崩れる
檻の中で
磨ききれるかは
わからない
時代の奔流にあって
自ずから光れ
砂金のように
小さな一粒でも
集まれるなら
きっと
SMAP解散やその他諸々に時代の終わりを感じて。