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祝歌
新しい風を吹き込んで
澱んだ空気を払い
影に落ちた言葉を遠ざけ
あなたの描く鮮やかな未来へ
虹がかかるわ
このビルの谷間に
人々の心に
さぁ
上を向いて
あなたのおじいさんだって
そのおじいさんだって
焼け野原から
立ち上がって来たのよ
大丈夫
この世なんて終わりだと
そう思った遠い夏の日から
歓声に満ちる今日が生まれてる
いつだって
生きる力はあなたたちと共にある
過去には花を手向けて
現在を踏み締めて
未来に光を当てに行こう
笑い合う人たちも
言い合う人たちも
沈む人も
進む人も
みんなで
今度こそ、と。