処女
澪の上半身から学ランを脱がせたた沙織は、澪を前にして優越感に浸っていた
今まで高嶺の花で話もろくに掛けられなかった澪がたとえ今だけでも真っ直ぐ自分を見てくれている
沙織は、1回限りの関係で充分だった、澪の好きな人はお姉さんで自分では、とても叶わないと思ったからだ
「センセー来たらどーすんの?」
今までの澪とは、まるで別人のような低い声に無表情な顔
「先生なら、今職員室でお客さんと話してるから2時間目まで来ないわ」
沙織は、それを知っていて澪を追いかけ保健室まで追いかけてきたのだ
「ふーん」
また、あの冷たい表情を沙織に向け抵抗もせずただ沙織を見つめる澪
澪の首筋に唇の角度を何度を変え、澪の少し焼けた肌に吸い付く沙織
まったく抵抗もせずまるで、人形のように黙っている澪に沙織は少し罪悪感を覚えた
下のズボンに手を掛けようとした時だった
「手震えてる・・・
処女なの・・・・??」
沙織の顔は、一瞬にして真っ赤に染まった
ガタガタと震える体を抑えて再び澪のズボンのチャックに手を掛けようとするが
怖くて、それ以上手が動かない・・・・
そんな沙織の姿を見て澪は
「初めてをそんな簡単に捨てちゃ駄目だよ」
とだけ吐いてベッドから飛び起き脱がされた服を着始めた
沙織は、口を開くことすら出来なくなっていた
「ん、じゃ・・・そろそろ藍入学式終わる頃だから」
手をひらひらと沙織に向かって振る澪に向かって
「バっバラしても良いのッ・・・・・?!!」
とやっと口が開くようになった沙織は叫んだ
藍にだけ向けるあの優しい笑顔を一瞬見せた澪は
「バラしたきゃバラせば?」
とだけ吐いてドアを閉めた