表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ワールド・トラベラー  作者: アクト
9/21

連戦!グリーンドラゴン

無傷だし、MPも7割残ってる。連続で倒すか?

「ベル、この竜の強さは五体の中で何番目だ?」

(そうですね…、三番目ですね。)

「じゃあ、四番目の位置を教えてくれ。連続で倒すから。」

(…言っておきますけど、面倒ですよ?明日にした方が…。)

「関係ない。さっきのより弱いんだろ?そいつの名前は?」

(グリーンドラゴンです。でも相性もありますし。)

緑ってことは風か。じゃあ、火中心かな。ベルが位置を教える。思いの外、近いな。調度いい。

「よし!ついてこい!ラン、スライム!空間転移(ワーム・ホール)!」

便利だな空間魔法。距離が離れすぎるとMP無くなるけどな。




着いた瞬間、竜の頭が見えた。くらえ!蹴りをかます。

「てええい!」

バキィ!

「グオオオーーー!?」

ランに岩影に隠れるように指示を出し、ステータスを確認する。


グリーンドラゴン

種族 魔物

Lv23

HP 1506/1721

MP 190/190

力 334

防御 671

敏捷 157

魔力 96

魔防 456

運 22

スキル

ブレスLv4

逆鱗

覇気


装備

武器

なし

防具

頭 なし

体 なし

腕 なし

足 なし

装飾品 なし


タフー!なんだよ!さっきより、HPと防御、魔防がたけぇー!確かに面倒くさいな。

「何だ、人間!どこから来た!いや、関係ないな!くたばれ!(スゥー)」

ブレスか。どうせ風だろ?

火壁(ファイア・ウォール)!」

毒息吹(ポイズン・ブレス)!」

毒!緑ってそっち!?ゲホゲホ。あ、あぶねぇ。耐性でレジストできたな。タフなうえに毒でなぶり殺し…、さっきより強いだろ!あの野郎!レベルで判断したな!

「むっ!毒になっていないだと!ならばもう一度…。(スゥー)」

またか!耐性であっても無効ではないんだがな!

ブアー!

ブレスが吐かれる。すると、

ヒュオー

スライムが毒を吸う。ああ、スライムトップというスキルは、状態異常無効のことだ。なぜ、そう表示されていないかというと、このスキルはこのスライムが別のスライムにやられると取られてしまうからだ。要するに王様の継承権とでも思ってくれればいい。

「何!スライムが我の息吹を吸い込んだだと!?おのれー!」

(…!逆鱗状態です!)

(それってレッドドラゴンは使わなかったよな?それは、何だ?)

(怒ると発動するスキルです。怒りが治まるまで攻撃力アップです。ただし、通常攻撃のみしかできませんが。)

なんだ、さっきより楽じゃないか。レッドドラゴンの方が賢いだろ。ああ、だからさっきより弱いって言ったのか…。納得。

ブン!ビュン!

しかも単調だな。

「ええい!避けるな!」

そんなこと言っても当たりませーん。

(弱点はないのか?)

(今の状態こそ弱点です。)

確かに。避けながら、攻撃する。

ズバッ!バシュッ!

ふふふ、俺の攻撃は全てクリティカルだぜ!防御は関係ないんだよ!ちなみにクリティカルは防御、魔防無視で通常攻撃の1,5倍ダメージだ。

「グオオオーーー!!ふぅ、毒息吹(ポイズン・ブレス)!」

あっ、やられ過ぎて冷静になりやがった。毒になる。…くそ!ん?ランが治癒魔法を使おうとしているな。問題ないぞー。サインを送る。アイテムを使うか。解毒剤を飲む。元々薬生成のレベル上げに作ってたんだがな。ん?急に暗くなったな。

毒爪(ポイズン・クロー)!」

腕か!あぶな!つうか、

(そんなスキルなかったぞ!)

(竜特有の隠れスキルです。)

全て見られるわけではないんだな。注意しよう。それにしても煙たいな。…待てよ、これに…。

「とどめだ!(スゥー)毒息吹(ポイズン・ブレス)!」

口が開く。今だ!

(ファイア)!」

口に火を飛ばす。すると、

ドカーン!

爆発して頭が飛ぶ。やはりガスに近い性質だったか。感覚でなんとなくわかるんだよな。覇気を使わせる前に倒せたぜ。

こうして、一日で竜を二体倒した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ