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ワールド・トラベラー  作者: アクト
13/21

この世界のラスボス

翌日

(残り一体ですね!残すはドラゴンゾンビ!今までの竜の中でもステータスが抜き出ています!)

ベルが興奮気味に話してくる。あと一体?最弱はどうなったんだ?誰かが倒したのか?まあいいか。それよりゾンビか。タフそうだな。

「ドラゴンゾンビの位置を教えてくれ。」

(はい!)

頭に位置が流れ込んでくる。…慣れねぇな。吐き気がする。

「さて、行くか。」

今までと同じように空間魔法で移動した。




ドラゴンゾンビ

種族 魔物

Lv30

HP 3152/3152

MP 962/962

力 765

防御 ∞

敏捷 1

魔力 762

魔防 563

運 1

スキル

ブレスLv20

逆鱗

覇気

王の威圧

ゾンビ


装備

武器

なし

防具

頭 なし

体 なし

腕 なし

足 なし

装飾品 なし


…ふざけているのか?何だあのステータスは!ただ骨だけになり、足が無くなっているためか敏捷は1だけどな。あそこから動けないはず…。

「貴様らか…、我が配下を殺したのは!」

ブレスがくる。規模がすげぇ!

空間転移(ワーム・ホール)!」

慌てて空間魔法で回避する。あぶねぇ…。だが背後はとった。フルボッコ開始!ゾンビだから光かな?

「雷光剣!光翼剣!光雨(レイ)!」

光輝く雷の剣で斬りつけ、追撃で刀身を光の翼に形を変えもう一撃加える。最後に光の雨を降らせた。補足だが属性が二つだと弱点優先らしい。…体力ありすぎだ!全然減らねぇ!

「くらえ!」

尻尾で攻撃してくる。振り向けないもんな?余裕でかわす。よくもまあ見ずに攻撃できるな。…何だ?回復してやがる。

(スキルのゾンビはHP自動回復です!十秒で1%回復します!)

なんだと!羨ましい!こっちは歩かないと回復しないんだぞ!自然回復は1000歩でレベル分の%回復らしい。

尻尾を避けているうちに全回復させてしまった。

「こざかしい!女から殺してくれる!」

よりにもよってランを狙いやがった!

「きゃあーーー!!」

スライムの守護が発動し庇う。守護は仲間が致死ダメージを受けそうになる時、その味方の目の前に瞬間移動し庇うスキルだ。…ということはランはあの攻撃で一撃か。常にスライムに守っていてもらおう。これで一対一。半端な攻撃ではすぐに回復してしまう。ならば!

運命紙片(ポーカー・マジック)!」

トランプ五枚で斬り裂き、帰ってくる。何で帰ってくるんだよ!…またロイヤルストレートフラッシュだ。今度はクラブ。ドラゴンゾンビに何かが付与される。何だ?

「ぐっ、うう、力が…抜けていく。」

見ると全ての状態異常、能力低下になっていた。これなら!…いや!もう一度!

「運命紙片!」

再び斬り裂き、帰ってくる。

「グワアアアーーー!!」

それだけで大ダメージだ。一割削れる。だがまだ終わりじゃない。スペードのロイヤルストレートフラッシュだ。…もしかしてこれって、最初の一撃の威力を極端に上げるんじゃ…。ということは、あの時山が消えたのは…。よし!今使える最大の光魔法を!

神鉄槌(ゴッド・プレス)!」

「…何だ?…なっ!」

巨大な光の柱が現れ、ドラゴンゾンビを潰す。最大にするんじゃなかった!深く貫きすぎて、マグマが出てきた!

「ヌオオオーー!!ぬ、抜けん!」

柱に大地ごと貫かれてドラゴンゾンビは動けない。ざまあ。

「じゃあな。」

俺達は空間魔法で帰らせてもらう。それから十分後レベルアップのアナウンスが聞こえた。

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