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11-12

†††11-12


「言えないって・・・・・・」

「・・・・・・悪いけど言えないものは言えない」

渡は頑なな声で続ける。

「昨日事情を聞くこともなく泊めてくれたことには感謝してる。・・・・・・伝わりにくいかもしれないけど、ものすごく感謝してるんだぜ?・・・・・・それでも、これだけは言えない」

「・・・・・・いいさ、わかった。さっきの質問は忘れてくれ」

クチナシはまたため息をついた。


クチナシがそこで更に踏み入ってこなかったのは、渡を慮ってのことか、それとも、せっかくできた友人を逃がさないためか。

どちらなのだろう、という問いがほとんど無意識の内に渡の心の底に、白くだまになった醜いねとねとしたものみたいな形質で沈殿した。


「さっさと俺の家に帰って昨日のゲームの続きでもしようぜ」

「え・・・・・・?またアレやるのか?」

「なんだ?イヤか?」

「いや、でもお前強すぎるんだよなあ・・・・・・」

渡はボソボソとぼやきつつもクチナシと共に夜道を街灯の明かりに照らされながら歩いていった。


†††

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