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11-6

†††11-6


「お早うございます」

クチナシが大きな声で挨拶しながら「みつばち屋」へ入る。それに続いて渡もどこかおどおどと入っていった。

「お、時瀬じゃねえか!」

入るなり大柄な男に自分の名前を大声で呼ばれて渡はどきっとした。

驚きのあまり声を詰まらせてしまった渡の代わりにクチナシが前に進み出た。

「社長、聞いて下さい。こいつバイトをサボったんじゃないみたいなんです」

「何ィ?どういうことだよ」

そこで渡はおずおずと社長の前に出た。

「すみません。記憶・・・・・・失くしちゃいました」


†††

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