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「はぁ……。」



広い草原の中、私こと遠山 綾都は目の前にある鏡を見て今日何度目か分からない溜め息をついた。


鏡に映っているのは確かに私のはずなのだが、その姿は普段のそれとは明らかに違っている。

長く黒かった髪は透き通った短い茶髪に変わり、同じく黒だった瞳は赤に染まっていた。

変わったと言うより、むしろ別人である。

そして何より、女から男になっていた。


私は日本人の筈だ。

何故それが外人の、それも美青年になっているのか分からない。


ちなみに、こうやって鏡を覗き込むのは初めてではない。

このだだっ広い草原で目を覚ましてからただ一つ手元にあった鞄の中にあった鏡。



「はぁ……。」



また溜め息が出た。



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