忘れていい数
掲載日:2026/03/15
今まで一度も置き配なるものを頼んだことはない。
盗まれないの?とか飛んで行ったりしないの?
という気持ちになるからだ。
その日は仕事に行っていた、帰ってみると、家の前にそこそこでかい箱が置かれていた。
宛先は私の名前だ、でも送り先は滲んでよく見えない。
両親だろうか?
でもこんな重たい荷物運べないよなあ。
苦労して家の中に運ぶ。
とりあえず開封してみることにした、カッターで段ボールを開封していく。
あんなに重たかったのに、何も入っていない、底まで手を突っ込んでみると、一枚の紙が入っていた。
もう中にいます。
紙を落とした。
周りを見渡してみるが、何もない。
悪質な悪戯だと思うことにした。
その夜、眠っていると。
ほぎゃあ。
ほぎゃあ。
と赤ちゃんの鳴き声がした。
ああ、そうだった。
これは、五回目の声だ。
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