プロローグなのじゃ!
新連載です!こっちはほのぼの系にしようと思っていますが、自分がほのぼのを書くのが苦手なので、ほのぼのになるか分かりません。
俺、森山 冬は憧れの高校生になった初日、交通事故で死んだ、はずなのに、気付いたら一面真っ白な世界にいた。ここどこ?辺りを見回していると、
『ここは死後の世界ですよ。森山 冬さん。あなたは若くして亡くなってしまった。なので、これから異世界に転生してもらいます!』
いきなり頭の中に若い女性の声が聞こえてきた。ちょっと待て。言ってる意味が何一つとして理解出来ないんだけど。てか誰?
『私は女神です。言ってる意味なんてそのままですよ。あなたは死んだから、異世界に転生する。それだけのことです。ささ、早く行きましょう』
え、ちょ、少しぐらい説明してくれないと困るんだけど。ってさらっと女神って言わなかった!?この人(神?)!?
『はあ、仕方ないですね。そんなに時間はないのですが、私は優しいので、今から行く世界について教えてあげます。今から行く世界は、あなたの世界で言うファンタジー世界です。魔法だってあるし、魔物だっている。そんな世界です。どうです、興味があるでしょう?』
いや、俺確かにそういう小説読んでたけど。実際に起こられるとなんか、こう、乗り気にならないというか。
『はいはい、つべこべ言わなーい。もう時間がないから行きますよー』
その言葉と共に、俺は意識が無くなっていった。
次に俺が目覚めた時は、さっきまでの真っ白い空間ではなく、どこかの家の部屋だった。
『無事、転生できたみたいですね。あ、この家は今作ったので誰もいないので安心してください。』
いや、聞きたいのはそういうことじゃないんだけど。俺は丁度近くにあった姿見の前に立つ。
「な、な、なんじゃこいつはー!!」
そこに映ったのは、美少女だった。小さい身長に、整った顔。金髪の髪に、一番目立つのは頭の上に生えてる二本の狐耳に、お尻から生えてる狐の尻尾。え?どうなってんの?
『ああ、容姿について説明するの忘れてましたね。あなたには狐獣人になって貰いました。この世界では、獣人は決まった出身地と言うものを持っていないので、色々聞かれることが少ないんです。性別など、特徴は、前と変えた方が転生しやすいので、変えさせて貰いました』
「変えさせて貰いました。じゃないわー!もっと早く説明せんかー!…ん?何か口調がおかしい気がするのじゃが?」
『あっちの世界では狐獣人といったらこの口調だったので、これにしました』
「はあ、何かもう妾疲れてきたのじゃ」
そういい、妾はベッドにダイブする。
『だらけてないで早く出発してください』
「いーやーじゃー!もう妾は疲れたのじゃー!」
『仕方ない、こうなったら』
次の瞬間、妾は森の中にいた。あれ、さっきまで家の中にいたのに。ふと、後ろを振り返ると、もう家はなかった。
『どうです、これで行く気になったでしょう。ベッドは街に着くまでお預けです』
「分かったのじゃ…街まで行けばいいのじゃろう?それくらいなら妾でも出来るのじゃ!」
妾は半ば強制的に街に向かうことにしたのじゃ。
のじゃ語書くのむずいー!