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Chapter 006.5_地図(王都エディステラ) <閑話>

林檎です。



「Chapter 006」でフォニアが説明してくれた【王都エディステラ】の街の様子を補足するために地図を用意しました。



因みに本話は、記念すべき100話目です!

100話目が閑話って・・・


ちょっと気に入らない箇所があったので改訂しました。(21/12/05 17:20)

お話を分かりやすくするために地図を用意しました。

ほぼ街の中心。上空から真下を見下ろした俯瞰(ふかん)図となります。







範囲:


リブラリア >


アドゥステトニア大陸 >


エディアラ王国 >


王都エディステラ中心部←今ココ


挿絵(By みてみん)



広さ:王城と駅のサイズから想像してください。

範囲:王城を中心に、駅までの範囲に限定。

方位:上が北。右が東。

道:黒(主要な大通りのみ記載)

駅と線路:紫

城壁:同心円状。本図は2つ目の城壁までの範囲となります。






・断層の右側が標高が高く、左側が低いです。高低差は50mくらいですかね。

※上り下りは九十九(つづら)折りの階段です。相当、辛いでしょうね・・・


・中心の王家占有地は公共の施設(議会、王立図書館など)や公園が立ち並ぶ警備の厳しい場所です。ですが立ち入り禁止というわけではなく、中に入ることも出来ます。王城前の広場で式典が行われることもあります。


・テラ・エディアラ城はシックで重厚なクラシカルな城です。滝の上にあるので眺めは最高。滝の音は魔術(一種の魔道具)の力で消していますので、意外と静かです。

晴れれば王城に虹がかかるため、美しい光景を目の当たりにできることでしょう。おすすめは日の入り前。壺から見上げるテラ・エディアラ城とその虹。

挿絵(By みてみん)


・むしろ派手なのは尖塔立ち並ぶヒナ教会大聖堂です。(ルーン)ならある!


・上町は中央通り以外、閑静な住宅地が続く静かな町です。下町のほうが活気があります。


・フォニアの家【畔邸】を丸で囲っていますが、これは場所を表しているだけで、そこまで広い土地ではありません。庭を眺めながらゆっくり歩いて、10分もかからずに1周できてしまう程の広さです。


・学園はご覧の通り、川と崖。そして城壁に囲まれた中洲(なかす)のような場所にあります。アクセスするには上町から1本だけ架けられている橋を渡るか、渡河する城壁のアクセス路を通るか…先輩がコッソリと、第2の城壁の下に魔法で開けた秘密の抜け穴を通るしかありません。

セキュルティは高いですが…(フォニアを除いた)生徒たちは、事前に申請すれば学外に出ることが出来ます。お泊りも宿泊先を書けば許可が下ります。

秘密の抜け穴(学園側の入り口は森の中にある物置小屋。下町側は無人のお屋敷の一角。)は一部の生徒が代々、大切に管理して補強までされているらしいのですが…一体、何のために使われているんですかねぇ…


・エディステラ駅は世界最大のターミナル駅です。

異世界ヨーロッパと同じように、カマボコ型の屋根を持った突っ込み式の構造となります。

駅の中心にはゴーレ駅と同じように【円】様作の大時計が鎮座しています。


・駅前は広場となっており、人々で賑わっています。出店(でみせ)も沢山出店(しゅってん)していますし、パフォーマーやストミュー。よくわからない演説をしている人も沢山おります。物乞いも、多少は…


・下町の駅周辺・川周辺には倉庫が立ち並んでます。これは、汽車(や馬車)で小麦を輸出するための一時集積場であり、下流に流通させる場合は断層を徒歩で上り下りするか、王都の外で断層を越える水路にアクセスするしかありません。

すべての荷物を集積し、流通を管理できるこの地形こそエディステラという街が発展した理由です。


・エディステラにギルドの本部を設けていないのは【魔術師ギルド(本部:ゴーレ)】【行商人ギルド(本部:エパーニャ・リアナ王国の王都シエスパーニャ)】【奴隷商人ギルド(本部:ウィルトゥースの橋)】の3つ。


・ラウナディア川とレダ川は、右(東)から左(西)へと流れていきます。王城手前で合流しますが、すぐにまた分岐します。


・ラウナディア川はレダ川に比べてミネラル分が豊富なため、若干濁った色をしています。源流はどちらもエチェンバルレ山脈ですが・・・水源の影響ですね。もっとも、農業には影響がない程度です。


・王都を流れる2本の川は、どちらもしっかりと護岸工事がなされているため滅多に氾濫しません・・・というか、氾濫しないように王都の手前にバイパス水路が掘られています。


・ただし、壺はそのような工事がなされていないため大雨が降ると氾濫します。


・描いてませんが、壺にもちゃんと道が走っていますし、住宅や商店が立ち並んでいます。広さで言えば、上町と下町を足したよりずっと広いですし、人口も多くなります。

※エディステラの人口の数字に壺の住民が含まれているとは思えません。恐らく・・・エディステラの()()()人口は100万人を超えています。


・グランドマイスターのアトリエは図の上の、さらに先(北)・・・壺にあります。


・壺には上町からのアクセス路がありません。下町に回る必要があります。

※王家占有地は別。



他にも書きたいことはたくさんあるのですが・・・これくらいで。


皆様の、リブラリア・ライフの一助となれば幸いです。

やはり美術2の私には荷が重かったか・・・


本当は鳥瞰図も用意したいのですが・・・遠近法難しすぎます X<


お許しを!



<23/05/19>

風景画を追加!

壺からテラ・エディアラ城を見上げた図になります!

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