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ゲームの中なので自由に生きてみた

「どうしよう・・・まさかこんな事になるなんて・・・」


その日、僕のアバターは、[人間]では無く、[モンスター]になってしまった・・・



―――――


「春ー!お前も一緒にモンスターズやろうぜ!」


授業が終わり、さぁお弁当だ!と包みを開けようとした瞬間、前の席に座っている友人、ヒロが、僕の顔のスレスレのところで目をキラキラさせながらそう言った。


「モンスターズって、最近話題のVRMMOの?」


ヒロはブンブンと顔を縦に振りながら、そのゲームについて語り始めた。


曰く、

・剣あり魔法ありの世界観で様々な国があったり、ダンジョンがある。

・リアルと全く変わりのない五感で出来る。

・リアルで出来ることなら大体何でもできる。(性的なのは無理)

らしい。


元より気になってはいたのだが、そもそものゲーム機であるVRギヤの値段が高く、売られた当日には即売り切れで、全く買える気配が無かった。

その事をヒロに話してみると、彼はニヤリと笑って


「もしもVRギヤとソフトがあったらやるんだな?」


と言いながらカバンに手を入れ、少し大きめな包みを取り出した。


「これは?」


「春、今日誕生日だろ?だから誕生日プレゼントさ!―――あ、でも帰ってから開けろよ?絶対だぞ?」


・・・嫌な予感がするぞ?


―――――


「マジかよ・・・」


学校が終わり、ヒロに速く帰って開けてみろよ!と言われて、いつもより速く帰り、包みを開けてみた。


すると・・・


「VRギヤとモンスターズのソフト・・・」


中には手が届かなくて買えずにいたものが、全て入っていた。


こんな高い物貰えない!とすぐにヒロに電話すると


「いやな?親父がモンスターズ作んのに携わっててさ、ギヤとソフト持って帰ってきたんだけど、その時はもうギヤもソフトも持ってたからさ。仲のいい友達にあげなって言われたからよ。誕生日だし、丁度いいじゃん?」


とのこと。それでもやっぱり・・・と食い下がると


「じゃあ一回だけ何でも言う事聞いてくれ」


と言われたので快諾した。

まぁとりあえずはゲーム進めろらしいから、進めていこうか。


―――――


あれからというもの、僕はモンスターズにどハマリしてしまい、どんどん上位陣に食い込んでいった。更にヒロと作ったクラン[月光花]も、着々と人数を増やし、今では四大ギルドの内の一つになった。

ゲーム内での友人も増え、とても充実していた。

そして遂に明日は待ちに待ったアップデート!更にアップデート当日は夏休み!

つまりはゲーム三昧が出来るのだ!


だが当日、僕は―――


―――――


「何でこうなったの・・・」


おそらく初心者が最初に集う、タルルという街の近くの森で、ハルはため息をつく。


「おそらくあのメールだろうなぁ・・・」


ハルはアップデート当日に、よしやるぞ!と意気込んだところ、運営からのメールに気付く。何かな?と思いながら開けてみると、[当選に当たりました!アバターが変更されます!]との文字。


何かなぁ・・・と不安になりながらログインすると・・・


「タルルの街の近くにある森にいた・・・と・・・」


何がなんだかさっぱりだが、とりあえずは状況確認をしなければ・・・


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