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生きるとは何か?

いやはやなんとなく出たアイディアを出してみまったー!!

どうぞ■D\(^^ご覧ください。

「あー、だから、これをXに~」

いつも見ている教師がいつもどうりに数学の時間を始めて既に45分。

もうすぐでこんな退屈な時間が終わるのだ。


キーンコーンカーンコーン。

きりーつ!礼!

「ありがとーございましたー」

そう言って先生が教室を出た瞬間

ガヤガヤザワザワ

先程の静寂な数学の時間がまるで嘘のように教室が騒ぎ始めた。

「修二ー。英語の宿題見して~~~」

そう言って俺の席に来たのは形原峰かたはらほう

花と同じく俺の幼なじみだ、髪を茶色に染めているチャラいやつである。

幼なじみじゃなかったら確実に友達にならなかったであろう人物だ。

「ヤダね。」

即答で断っておく、情けは人のためならずって言うし?

「そこをなんとか!!」

しつこく言ってくる。

「ヤダ」

断る。

「頼む!!」

「死ね」

「お願、今死ね言った!?罵倒混ぜた!!」

うるせー。

「良いよなー。勉強できる奴は余裕で、」

開き直ったように話題を逸らす。

「俺は去年から頑張ってたから勉強できるようになったんだ。それと苦労するぐらいなら最初から宿題やっとけ!」

「珍しく正論言ってるなお前」

俺が正論言ったらおかしいのかコイツは。

形原が何気なく時計を見て驚いた表情をする。

「ってやべえ!!もうすぐ授業始まる!?頼む修二!宿題をーー」


キーンコーンカーンコーン。


トゥイムアップゥ!!(タイムアップ)

「終わったぜ。俺の青春。」

「終わったな(笑)」

「そこは否定してくれ」

「全力で拒否します。」

処刑開始残り時間終了まで5、4、3、2、1、0。


ガラガラ!!という音で教室のドアが開き、英語の先生が「宿題忘れた奴手を挙げろ!」と言うつもりだった瞬間に

「しゅーー」

バリィン!!と音を立てて形原は窓側のガラスを割り残像が残る程のスピードで外に飛び出し無言で走り去って行った。

そして英語の先生も残像を出しながら無言で形原を追いかけて走り去って行った。





シュバババババババ!

最早人間の限界のスピードを出した頃だろう。しかし、油断してはいけない。

残像を出しながら走っていると後ろから英語の教師が同じく残像を出しながら追ってくる。

その姿はまるで人の魂を喰らって生きる死神の姿のようにも見えた。

だが諦めるワケにはいかない。俺にはこの先、楽しい人生が待っているのだ。生きるために走れ!俺!


走る、走る、走る!

校内をどこまでも走り続ける。

廊下で歩いている校長の姿が24メートル先に見えた。

しかし、音速に近づく速さになるとあっという間に通り過ぎる。

校長のズラが取れた。バーコードが見えた。

英語の教師も走り続ける。

校長とすれ違った瞬間。

校長のバーコードも取れた。

しかし振り向くワケにはいかない。

校長が血を吐きながら倒れる音が後ろから聞こえる。

だが、助けを入れるワケにはいかない。

こっちは生死を賭けたリアル(マジ)鬼ごっこなのだ。今更死んだ屍に何をしても無駄だ。


ーーその時。

「グアァァァァォォォォォ!!」

後ろから禍々(まがまが)しい叫び声が聞こえてきた。

振り向くと、さっきまで怒りの顔を見せていた英語の教師だが、今は恐怖に震えた表情をしていた。


理由は、後ろから(よだれ)を垂らしながら怒りで眼が赤く光らせながら校長が追って来たからだ。

最早奴は校長じゃない。

『タイラント校長』だ。


走り続け、生徒と教師は3階の窓から外に飛び降りた。流石にタイラント校長でもここまで追ってこれないと思ったが、タイラント校長も降りてきた。

「ギョオワアァァァァァ!!ズラァァァァァァ!!」

教師と生徒は二手に別れ、逃げ出した。しかし、仮にも奴は校長。学校内の構造を完全に把握しているようだ。

二手に別れて僅か5分。また同じ状況に戻された。

俺が先頭で、次は教師、次はタイラント校長。

だが先ほども言ったが諦めるワケにはいかない

結果を信じて努力を続けていれば、必ず報われると俺は知っている。


そして少年は生きるために走り続けるのだった。







校内を。





とある教室。

また1人少年がつぶやいた。

「・・・・・・・・授業は?」

はい!!どうでしたか皆さん。残像が残るスピードなんて人間出ないだろは止してください!小説なので多めに見てください!後音速も人間木っ端みじんになります!そこんところもよろしくお願いします!

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