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第六十三話 決戦の幕開け

 流石に、いくら敵でも王に向かってドロボウ呼ばわりはまずかったかもしれない。帝王の顔からは悪魔の微笑すら消えて、全くの無表情になっている。背筋を這い上がる恐怖に呼応し、鳥肌が立ってきた。

「今の言葉よかったぞクライド」

「やっちまった、今更すげえ怖い」

 心の中でウルフガングと会話する。帝王はすっと脚を床に下ろし、立ち上がった。長い髪がさらりと揺れる。つややかに伸びたその髪は、直立した帝王の膝よりも長かった。

 帝王は無表情にクライドを見つめ、それからジャスパーたち三人を見下ろした。

「ジェイコブ、ジャスパー。殺せ。殺してその血を捧げたまえ。その血で私は鐘を解く」

「はっ」

 二人が声をそろえ、こちらに向き直ってきた。クライドがごくりと生唾を飲み下すと、ジェイコブはやる気のなさそうな眼でこちらをみつめる。

「イノセント、貴様は観戦に回るがよい。愉快だろうぞ」

 イノセントは小さく返事をすると黙って立ち上がり、ジェイコブたちの後ろに回った。助けてくれるなどという甘い考えは最初から持っていなかったので、彼が帝王の命令を聞いていてもクライドは動じなかった。グレンとノエルに目配せをし、クライドは頷く。アンソニーとシェリーにだけしなかったのには意味があった。

「トニー」

 これが合図だった。アンソニーは関係がないと思わせておいて、不意に彼を呼ぶ。これが、アンソニーが敵の視力をゼロにする合図なのだ。

 アンソニーは、すぐさま魔法を使って彼らの視力を失くした。クライドはさっとジャスパーに駆け寄って、突き倒す。ジェイコブには脚払いを食らわせて、転んだところにグレンが駆け寄るのを横目で見てから距離を取る。

 グレンは見えない手でジェイコブに組み付いている。ジェイコブは魔力でそれを感じているのか、三割のぐらいの確率で避けていた。

「勝ち目なさそうだけど、まだ戦う?」

「当然のことをきくな」

 笑いながらジェイコブに問うと、背中の辺りで雷鳴が轟いた。心持ち身を竦めると、ジェイコブの意外そうな目がこちらを凝視していた。見えていないはずだろうが、多分倒れてこないからこちらを見ているのだろう。

 おそらくジェイコブはクライドを狙って雷を放ったのだろうが、それをウルフガングが阻止してくれたようだ。

「なめるな、クライドには俺がついているんだ!」

 頭の中でウルフガングの声が聞こえた。クライドは笑み、今度はジェイコブに向かって雷を落としてやった。ジェイコブはぐったりと動かなくなるが、殺してはいない。死なないように、電流は弱く想像したのだ。

 ジャスパーの方を振り返ると、ジャスパーは既にノエルとアンソニーの手によって意識を失っていた。ぐったりとしたジャスパーとジェイコブの身体を王の間の隅のほうへ移動させて、クライドは帝王を見上げた。

 帝王は退屈そうに髪を弄りながらクライドを見下ろしていた。

「ああ、実に退屈だ。イノセント、その混血を弟もろとも殺せ」

 こちらを見ようともせずに命令した帝王の言葉に短く答えてから、イノセントはいつもの無表情でこちらに対峙する。そして、服の下に忍ばせている短剣をすらりと抜き出して、クライドを真っ直ぐに見下ろした。

 来るなら来い。殺しはしないが、気絶くらいはさせてやる。短剣なんて投げてきても、想像の力で叩き落とせるから平気だ。

「まずは」

 決意をこめたように呟くと、クライドに短剣を向けるイノセント。クライドが真っ直ぐに彼を見つめていると、彼は少しだけ頬を緩めた。

「貴様からだ」

 その言葉と一緒に短剣が宙を切り裂いた。しかし、短剣はクライドに投げつけるように見せかけて、真後ろへ飛んでいた。イノセントは、クライドのほうを向きながら王座を狙って投げたのだ。

 皇帝紫に煌く髪が何本か、切られてふわりと舞った。短剣は先ほどまで帝王の頭があった場所を、正確に貫通して王座に刺さっている。

 機敏に避けた帝王は、黄金色の目を細めて微笑んだ。作り物めいた美しい笑みに、鳥肌が立つ。

「イノセント。いずれこの日が来ることを、我は知っていた」

 帝王は、ゆっくりと一段一段を踏みしめるようにして王座から降りてきた。イノセントはそんな帝王を見上げ、いつもの口調でこう言った。

「俺は、弟を…… 世界を守る側につく」

 ぐっと胸にくる言葉だった。イノセントはグレンを護り、ブリジットと共に日向の世界で生きる決意をついにしてくれたのだ。グレンを見ると、彼は泣きそうな笑顔でイノセントを見ていた。

「死にたくなったのだな、可哀想な子犬よ。私が終わらせてやろう」

「死ぬのは貴様だ。今の貴様なら、俺でもれる」

 静かなにらみ合いが始まる。帝王は相変わらずゆっくりと階段を降りてきたが、やがて音もなくイノセントの前に立った。

 何が起こったのか、クライドにはわからなかった。早すぎて見えなかったのだ。

 帝王はイノセントの腹部を長い脚で蹴り上げた。その細身からは想像も出来ないほど強い力が出せるのか、イノセントの身体は数メートル先に吹っ飛んだ。

 帝王の身長は、推定してクライドと同じぐらい。なおかつ、彼はノエル並みに痩せている。それでも、身長が百八十センチ以上あるイノセントを数メートル吹っ飛ばすことが出来るのだ。

「口ほどにもない」

「一発当てた程度で、図に乗るな」

 イノセントは皮肉な笑みを浮かべながら起き上がり、負けじとナイフを構えて帝王に向かって走った。だが帝王は目にも留まらぬ速さで避け、イノセントの腹部を今度は細い右腕で殴った。再び、イノセントの身体が床に叩きつけられる。

「けほっ」

 床に倒れたイノセントは一度むせた。空気を吐ききってしまったのかそれきり何も言わず、それから暫くして何度も咽た。金髪が床に敷かれた真紅の絨毯にとられて広がり、赤い血の上に広げられた小鳥の翼のようになっていた。

「哀れな人間よ。切り裂かれたいのであれば、そう懇願すればよかろう」

 帝王は、そういった途端に床に引き倒された。長い髪を鷲掴みにされ、イノセントの隣に無様な格好で転ぶ。彼の長い髪を鷲掴みにしているのは、グレンの見えない手だ。グレンの表情が、それを肯定させるのに十分なほどの怒りを含んだものに変貌している。

「兄貴にそれ以上触るな」

 空色の目に怒りを漲らせ、帝王の髪をぎゅっと掴む動作をするグレン。帝王は眉間に少し皺を寄せた。多少は痛いという感覚があるようだ。

 帝王は床に倒れた姿勢のまま、グレンの見えない手を探し当てて爪を突きたてた。グレンの腕から血がほとばしる。グレンのすぐそばの絨毯に、濃いトーンの赤がにじんだ。

「嗚呼、無様な兄弟愛。そのような汚らわしいものは要らぬ。そなたの絶望を、深く美しい絶望を、私は愛していたのであるぞ」

 帝王は芝居がかった動作で左手を頭にやり、首を横に振ってみせた。クライドの中ではウルフガングの感情がざわついている。

 さっとグレンを見ると、Tシャツの袖を引きちぎってその短い袖で血をぬぐっていた。帝王はまた作り物めいた微笑を浮かべながら、グレンに歩み寄る。クライドは反射的にグレンの前に出て、グレンを守るために両腕を広げて帝王の前に立ちふさがる。

「実に健気だが、この世界に他者をいたわるような感情は不要だ。そなたらは私の手足となり、邪神の餌となり、この世界に繫栄をもたらすのだ。名誉なことであろう」

 帝王は悪魔の微笑を浮かべたままでそう言い、クライドの肩に手を乗せた。その瞬間、ゆらりとイノセントが起き上がって帝王の腰にナイフを刺そうとした。刺されそうになった帝王は一歩横にずれたが、イノセントはそれを見切っていたようで帝王の脇腹をほんの少しだけ抉った。吹き出た血が細い弧を描き、すぐそばの床に染みをつくる。

 怒りを込めた眼差しでイノセントを見下ろして、帝王は彼の手からナイフを奪い取った。そしてそれを、彼の肩に突き立てる。何度も、何度も。イノセントは痛みに悶えうって暴れ、絨毯はどんどん血で汚れていった。クライドはとめようとして帝王に駆け寄って、帝王を突き飛ばした。だが帝王はすぐさま立ち上がってイノセントをまた突き刺し始める。

 帝王の勢いに一瞬だけ逡巡したが、クライドは意を決しイノセントの肩をかばうために彼に覆いかぶさった。

 一度だけ、右の肩を刺された。叫び声を堪えきれずにイノセントの上に倒れ込むと、帝王は攻撃をやめて興味深そうにこちらを見た。クライドは急いで起き上がり、右肩を抑えながら念じる。傷がふさがって、完治するところを。傷は見事に治り、痛みもなくなった。

「何故助けた?」

 イノセントと帝王が同じタイミングでそういった。クライドはイノセントの上から立ち上がり、すぐに帝王の方を向いた。この男に背中をあまり見せていたくない。

「そなたの敵であるぞ、混血よ」

「イノセントの左手が動かなかったら、結婚式で俺の従姉が困るんだよ」

 衝動的過ぎて理由などなかったが、嘘は言っていない。金色の目が不機嫌そうに細められたのを見て、クライドは反撃の想像をする。帝王の髪が燃え上がって炎に包まれるところを、目を開けたまま思い描く。

 ちりっと帝王の髪の毛先が焦げた。だが、それ以上燃え広がることはなく帝王は平然としている。まさか、髪が燃え始めた瞬間に気づいて自力で消したのだろうか?

「女にほだされたとは嘆かわしい。しかし折角だ、貴様が死んだあと、その女の味見をすることとしよう」

 そういって、帝王はクライドが守る隙もないくらいに早くイノセントを突き刺そうとした。だが、その前にイノセントのすがたが消えてしまった。一体、何が起こったのかクライドにも解らなかった。イノセントがいたはずの場所へ手を伸ばした姿勢のまま、クライドは肩越しに振り返る。シェリーと目が合った。

 目が合うと、戸惑ったような顔でシェリーはそっと人差し指を唇に当てた。彼女は、イノセントをどこにやってしまったのだろう。

「見える、海辺の町が」

 頭の中でそんな声がした。ウルフガングはイノセントの行き先を知っているようだ。

「シェリーはすごい魔法を無意識に使ったな。空間転位の高度な魔法で、イノセントをブリジットのところへ送ったんだ。ひとまずは、グレンの兄貴は安心だろうが…… かなりの血を使ったんじゃないか」

 イノセントの肩の怪我を見て倒れそうになるブリジットの姿が目に浮かぶ。シェリーが無意識に無理をして彼を助けてくれたことはとても嬉しかったが、これ以上の負担を強いないように気を配らなければ。

「チッ」

 帝王は、王族らしからぬ舌打ちをしてこちらを向いた。クライドは真っ直ぐに帝王を見つめた。魔力の動きで誰が何をしようとしているか、何となくわかる。ここで引きつけていれば、援軍が動く。

「であっ」

 帝王の後ろから妙な気合を入れた声が聞こえて、紫色の髪をかき分けて短剣の刃先が姿を現した。

 声の主はアンソニーだ。イノセントの短剣を拾ったらしい。アンソニーは息を荒げ、帝王を睨みつけている。帝王はやんわりと笑って、持っていたナイフを投げた。何処に? 早すぎて見えなかった。

「残念だね、届かないよ」

 にこりと微笑むシェリー。方向からしてグレンを狙って投げたと考えられるナイフは、見事にシェリーが掴んでいた。しかし、どうやって。

 クライドが悶々と考え始めると、シェリーはナイフをその場に捨てた。ナイフには、真っ赤な血が絡み付いている。シェリーは手のひらを切ったようだが、すぐに血は止まる。おそらく魔法で止血したのだろう。

「シェリーは強くなったな、相当訓練したんだろう。素手でとるか普通」

「魔力を集中させれば、瞬間的なダメージは防げるよ。あたしはエルフの集落の、三分の一を倒してここに来た。パパとママも、含めてね」

 どうやらシェリーには、ウルフガングの声が聞こえているようだった。クライドはシェリーを見た。シェリーは手のひらに唇をつけている。数秒そうしていたが、シェリーは手の甲で唇の血をぬぐって帝王を睨みつける。

「あたしだって強くなきゃ、皆を失くしたくないから」

 皆と表現した部分には、おそらく主にグレンの名前が入るのだろう。クライドは帝王をにらみつけた。そして拳を強く握りこみ、腰を心持ちかがめる。いつでも殴りかかってやれるように。

 そして、呟く。

「ノエル」

「了解」

 言いたいことはこちらからも魔力の動きで伝わってくれたようだ。ノエルは帝王に向かって微笑みかける。帝王は興味のなさそうな目でノエルを見ていたが、やがて重力に引かれるようにして下に落ちた。

 床に大きな穴が開き、皇帝紫の長い髪が翻って下に落ちていく。グレンがさっと穴に駆け寄り、下を覗く。どうなっているのだろう、帝王は。緊張感が張り詰める。

「うあっ」

 突然グレンが穴から落ちた。そして、今までグレンがいた場所に帝王が無傷で立っている。帝王は事も無げに穴を見下ろしてほくそえみ、こちらを向いた。

「もう少し楽しませたまえ、下賎の民よ」

 シェリーの顔色が変わる。彼女はすぐに穴に駆け寄り、そこから下を見て絶望的な表情を浮かべた。帝王は震える彼女の背後に歩み寄って、彼女の首に右腕を回す。

「さぞ辛かろう? そなたもすぐに、楽にしてやろう。エルフの血か…… 悪くない、彼らは私には従わないが、その血をもって従わせるのは名案かもしれぬな」

 シェリーは何も言わず、ただ唇を震わせていた。すると帝王は、シェリーの頬に左手を添える。クライドはそっと忍び寄ろうとしたが、帝王が何か投げつけてきたので踏みとどまる。帝王が投げつけてきた何かは実体の無いものらしく、クライドの頬をすっと切り裂いて遥か後方に消えていく。

「魔弾、帝王の武器」

 舌打ち交じりに響く頭の中の声に、クライドは凍りついた。帝王の武器、それによってクライドは今頬を傷つけられた。じんじんと痛む頬からは、生暖かい血が流れ出ている。クライドは袖で血をぬぐい、想像の力で出血を止めた。

 クライドがそんなことをしている間に、帝王は左手の爪でシェリーの頬に傷をつけた。シェリーは帝王になされるがまま、震えながら穴の下を見つめていた。

「シェリー、逃げて」

 ノエルが叫ぶ声が聞こえた。クライドは走った。だが、何かに引っかかって転んだ。うつぶせに倒れた姿勢から身体を反転し、上を見てみるとジェイコブがいた。

「どけよ!」

 首だけを動かしてシェリーを見る。帝王はシェリーの頬から流れる血を指で掬い取り、甘美な笑みを浮かべながらそれを舐めた。

 頬を傷つけられた挙句に血を舐められたシェリー本人は、ただ愕然と穴の下を見下ろしている。

「なかなかの美味であるな、口当たりが良い。使う前に全て飲み干してしまうやもしれぬ。しかしその前に、折角見目麗しい女なのだ…… あやつの死体を飾ったこの王の間で、一晩従わせて戯れようか」

 さらさらと指の間を落ちてゆくシェリーの髪を玩びながら、帝王は言った。シェリーは唐突に、ともすれば穴に向かって飛び降りてしまいそうな勢いで暴れだした。帝王がシェリーを押さえつける力が、傍目にも強くなったように思う。

「グレン、早く起きろ! 早く! ねえ!」

 帝王は、泣きそうになりながら叫んでいるシェリーの頬に直接唇をつけた。紅い舌がシェリーの頬をなぞる。黒い爪がシェリーの薄いチュニックに食い込み、少しずつ引き下げられて彼女の鎖骨が露になった。ぞっとしたクライドは思わず目を見開いて、ジェイコブを突き飛ばして帝王を止めようとした。だが、先に帝王を止めたものがあった。

 ふらりと、帝王の足元がふらつく。だが彼は持ち直し、不思議そうな顔で足首の辺りを見下ろした。それから帝王は穴の下を見下ろし、シェリーを離して自らの足首の辺りを爪で引っかいた。確かに何かがあったようで、見えない何かが帝王の足首から膝の方へ移動する。

「不届き者」

「悪かったな不届きで。客人を突き落とすお前も相当どうかしてる」

 穴の縁に血塗れの手を乗せながら、グレンが挑戦的な目で帝王を見つめていた。よかった、グレンが生きていた! 帝王はグレンの指を黒い長い爪で刺そうとするが、それより早くグレンは見えない手で帝王の髪をロープのように使って上ってきた。

「そなたは客などではない、罪人が」

「傷害とセクハラの現行犯に言われたくねえな。そいつを離せ、変態野郎」

 帝王を振り切って離れたシェリーを見てクライドは安堵したが、その瞬間首の辺りに衝撃を受けて前のめりに倒れこんだ。忘れていた、ジェイコブがいたのだ。

「くっ、立てるかクライド」

 頭の中で声が響く。クライドは何とか応えようと、脚に力を入れてみるが立てない。ジェイコブはそのままクライドの上に圧し掛かってきて、首筋に何かひやりとしたものを当ててきた。ナイフ、なのだろうか。

「クライドを離してよ!」

 アンソニーの声がした。同時に、上に乗っかっていたジェイコブが何処かに突き飛ばされる。誰かが手を差し伸べてくれたので、その手を借りて身体を起こす。手を貸してくれたのはノエルだった。

「何とか、大丈夫だ」

 ノエルとアンソニーに向かって言う。そしてクライドは、体内のウルフガングに声をかけた。

「呪文、何か帝王を束縛できる呪文。あるか?」

「あいつは強いから完全には無理だ。でも、あいつの潜在能力の一種である『速度』を封じてこちらの魔力にすることは出来る」

 それを聞いたクライドは、目を閉じて意識を集中する。そして、ウルフガングのつむぎだした呪文を使って手のひらで魔力を操った。

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