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第92章 3冊の本
3冊はそれぞれ閲覧台に並んでおかれている。
どれから読んでも構わないということのようだ。
「えっと……」
アルコックが閲覧台を一つずつ確認をしていき、題名を見ていた。
「過去帝国集、エルハンドラ大帝国の栄華と滅亡史、エルハンドラ民族文芸帳。この3冊どれもこれも胡散臭いわねぇ」
ただどれもこれも言いながらも興味をそそられているのは、その様子から見ても十分わかる。
わずかに本の縁を指でなぞろうとして、慌てて引っ込める。
カイツがそれをみてアルコックに端にある本からまず読んでおいてほしいと伝えた。




