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第84章 行こう

「はぁ、そんなものなのでしょうか」

「情報は力だ。だからこその君らを使ってまでも探し回っているんだろうな」

と言ったところで、見たことも聞いたこともなかったものについて、どうやってこれ以上探せというのか。

それがわからない以上、いったんはこの話はこれで終わりということにならざるを得ないだろう。

「……図書館にでもいくか」

ヒャカリトの言葉を受けて、カイツが考え出した結論はそれだった。

「帝立か、それとも領立かによって話が違うぞ」

帝立は文字通りウルタードン国立図書館で、旧王都に1つ、各総統がいる惑星に支所が1つずつある。

一方の領立は、ウルタードン国が崩壊して以後、各総統が独自に作った図書館だ。

ネットワーク管理局は帝立図書館については管理する権限があるが、領立図書館については管理する権限はない。

「ネットワーク管理局長が知らないということは帝立に行ってもおそらくはないのだろう。探すべきは領立だ」

カイツはそういって一番近くの領立図書館の場所を調べさせた。

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