表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
宇宙戦闘  作者: 尚文産商堂


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

58/92

第58章 所有権

「やはりご存知ですか」

カイツがロミクへ言った。

「ええ、私の会社の船なら、全部覚えています。しかし、乗員はどこへ」

ロミクは、船を眺めつつも不思議そうにつぶやいた。

「すでに発見したときにはこの状態でした。中の人らがどうなったのかについては、どこにも記録がありません。おそらくは、こちらへ来る際に、データは消えたのでは無いでしょうか」

ヒャカリトがロミクへと言った。

だが、それがわかったとしても、どういうことなのかは分からない。

「ロミクさんの会社の船なのでしたら、ロミクさんが持つべきものになるでしょう。もしくは第一発見者である私たちか」

サバルがロミクに提案をする。

何方にせよ、この船の所有権は宙に浮かんでいる。

それにとんでもない秘密付きだ。

隠し通せるものなら、隠しておきたい。

カイツはそこまで考えた上で、ロミクの言葉を待った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ