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第56章 曳航

「彼はできればかかわらせたくないんだけど、どうしようもないかなぁ」

カイツが頭をかきながら言う。

もともと彼を隠したのも、いろいろなことが起こったからだ。

彼を表舞台へと再び連れ戻したら、次こそ狙われ、そして弾の真相にたどり着けられるだろう。

そうなると、彼が大総統を殺したといわれるのは目に見えている。

「この船の正当な所有権を持っているのは、エル社上級副社長の彼だけでしょ」

カイツにヒャカリトが言うが、カイツはそれでもできるだけ彼をかかわらせたくないようだ。

「とにかく、この船を曳航しよう。ロミクさんは、まだ第45連星系にいるはずだから、そこに持っていけば世話をしてくれるんじゃないかな」

ローリールが二人に割って入って、船は動き出した。

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