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第52章 銃弾

「西暦?かな、2089年2月7日付。この日に何かあったみたい」

ローリールの言葉にヒャカリトが一緒に日誌を眺める。

「まずはエンジンの不調、それから急な攻撃警報。でも結局敵がどこにいるのか分からなかったようだね」

ローリールが次々とめくって、日誌を読み解いていく。

「3月1日付で、再び攻撃警報。目的地は火星と呼ばれている星だけど、そこへの物資は届けられなかったみたい。今度は敵の姿が見えたので、自衛のため、威嚇射撃を敢行。銃弾を1発発射すると、敵は退散していったって書いてある」

「……今、武器リスト出すことってできる?」

「コンピューター、武器リストと荷物リスト、それと乗務員リストを出してくれるかな」

ヒャカリトからのリクエストと、ローリールが見たいことを、コンピューターに伝えると、すぐに言葉が返ってきた。

「了解しました」

二人が読んでいた日誌はいったん後ろ側に隠れ、代わりに武器リストが右半分、荷物リストが左半分のさらに上半分に、残りには乗務員リストが表示された。

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