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第45章 船内調査開始
「それでは、船内に入ります」
船外活動用のような服を着て、まずヒャカリトが二重扉を通って入る。
一つ目を通って、封鎖、そして二つ目が開いて閉じる。
ヒャカリトの次にローリールが入る。
「誰もいない、周囲150メートルに生命反応は無し。酸素濃度は11%、二酸化炭素濃度が高い。何かが燃えたのか……」
ヒャカリトが先行検査を始めていた。
大気測定から始まって、有害物質の確認もする。
ローリールがやってくると、検査結果を教え合う。
その情報は検査機器から直接母船にも伝わっていた。