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第42章 発見

何年も昔のこと、だから、ここを通ったのも昔のこと。

カイツはそう考えていた。

ワープができなかったのも、惑星を地震で崩壊寸前にさせたのも、きっと何らかの事故が起きたから。

そう考えていた。

「船を発見」

ワープ着陸直前、AIのジョージの声が聞こえる。

緊急回避ということで、少し離れたところに出てきた。

「船、だね」

すぐに周囲を調査してヒャカリトが伝えた。

「行こう、何かあったのかもしれない」

船は遠目からみて何かあったという雰囲気ではない。

ただ、静かに宇宙に浮かんでいるに過ぎなかった。

遭難信号や、識別信号といったものは一切出ていないことからも、見た目に反して何かあったということは明らかだ。

そうでもなければ、さっさと動いていることだろう。

カイツは思いつつ、船を動かして接近した。

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