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第34章 議会の承認
「……お願いできますでしょうか」
カイツは、イワオに話す。
「あなた方のお願いです。議会に掛けてみましょう。保証は致しかねますが、できるだけのことはします」
まず、ロミクらをここに隠すということ。
これは、莫大な資源とともにさまざまな技術をもたらしてくれるということで、議会は一致して、賛同してくれた。
そして、もう一つのカイツの提案である、天変地異の正体については、すったもんだがあって、何とか了承を得ることができた。
ただし、付帯条件がいくつか付けられた。
ロミクらのここでの逗留というのも、そのうちの一つだし、定期に報告をするという議会命令も出された。
