表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/90

第13章 別行動

ロミクへ連絡を入れると、そのような装備はないという。

「…しまった。無いのか」

「どうしますか」

ロミクが慌てた口調で、カイツに言ってくる。

「ヒャカリト、周囲の様子を確認してくれ。どこかに身を隠せそうな小惑星はないか」

「ここから60億キロメートル離れたところにある破砕帯ならいけそうね」

「いいですか、よく聞いてください。こちらからAIを接続し、航路をインプットさせます。というか、今してます。その航路に沿って、船を動かしてください。目的地へ到着したら、すぐそばの小惑星へ着陸し、絶対に物音立てないでください。分かりましたか」

「ええ、了解しました」

その声には、緊張の色がありありとうつっている。

「では、健闘を」

カイツがそれを言った瞬間、全ての接続を解き、ロミク達とは、一旦別れることになった。

向かうは、60億キロメートル離れたところにある、惑星の成れの果て、破砕帯だ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ