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面接は最初の6秒で決まる  作者: 坂月陽
第一章 第一印象
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第一印象4

「ピーピー」


水が沸騰したことを知らせる音で我に返り、一旦動画の振り返りを中断して火を止めた。棚からマグカップを取り出しインスタントコーヒーの粉を入れ、沸騰したての熱湯を注ぐ。


マグカップから湯気とともにコーヒーのいい香りがキッチン中に漂い、雑念が消えて集中力が増したような気がした。


マグカップを口に運び、コーヒーを一口すする。


「熱っ!」


当たり前だ。先ほどまでグツグツと沸騰していた熱湯なのだから。マグカップに移したところで温度はさほど変わらない。


慌しくなった気持ちをその場で小さくジャンプをして落ち着かせる。そうすることで全身の筋肉がほぐれ血流が良くなり、脳にも流れて頭の回転が速くなると何かの本で読んだことがある。


さあ、動画の振り返り二回戦だ。私はマグカップを持ち、はやる気持ちを抑えてゆっくりと移動し、席に座ると先ほどの動画の履歴を観ながら考える。


「やはり不快感しかないな。金輪際、彼らの動画を観ることはないだろう」


彼らは動画ではおちゃらけているが、実際は面接に合格してオフィスや外回りで真面目に働く社会人だ。彼らと会えばまた印象は違うのだろうが、その機会が訪れることはない。


面接も同じで面接は「面接時間」の一回勝負だ。その一回で面接官に評価されなければ次はない。


では、面接官が求める人材とは何だろうか。自分を賢く、大きく見せようと過剰な演出をする応募者でなく、真面目に一生懸命に働く普通の応募者ではないだろうか。


昨年に私が受けた面接と、今日観た動画のダメな部分を抜き出して私はそれを書き出した。正解かどうかはわからないが、これを反面教師として次の面接で試してみようと思う。間違いを恐れるな。間違っていれば修正すればいいのだ。


面接のルール1:

・第一印象を意識して相手を不快にさせない。

・質問には簡潔に答えて、説明を長くしない。

・自分を大きく見せる必要はない、普通でいい。





ご覧いただきありがとうございます。

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