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面接は最初の6秒で決まる  作者: 坂月陽
第十章 逆質問
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逆質問2

私がもし逆質問の返答を「早く帰りたかったので『特にありません』」などとまきちゃんに言えばぶっ飛ばされるだろう。それならまだいい。冷たい眼差しを一瞥くれて見放されるかもしれない。これが一番きつい。


まきちゃんは説明をさらに続ける。


「では具体的に何を逆質問するのか。わたしが最初に言ったことを覚えているかしら。求人広告と会社HP、口コミサイトを熟読して面接の準備をしなさいって。これには理由は三つあるの。


・応募先がどんな会社かを知るため

・志望動機に書く応募先の強みを見つけるため

・逆質問で使う『疑問』を見つけるため


逆質問の準備ができたらその土台となるものを二つばかり挙げておくわ。ここにあなたが調べた疑問を加えてちょうだい。


・今回募集した職種において重要な『スキル』は何ですか?また、仕事ができる人とできない人の違いはどこにあるとお考えですか?

・今回募集した職種において新人が苦労する『最初の壁』は何ですか?彼らはどのようにしてそれを乗り越えたのでしょうか?


これらの質問に共通するのは、あなたが入社して働く姿を面接官にイメージさせることなの。これは強力よ。会議で必ずあなたの名前が議題に上がるから。


ただし、逆質問は多くて二つまでにして。多く質問すれば良いってものではないの。五つも六つも質問する応募者もいるけど、何もわかっていない。優先順位をつけられないとみなされてマイナス評価にしかならないわ。面接では常に簡潔、的確に答えることを意識しなさい」


私は現在、ファミレスのキッチンの職を探している。理由は第一希望のスーパーに採用される見込みがないからだが、その他にも先日見つけた会社HPで五十五歳のおじさんがキッチンで仕事している写真が掲載されていたからだ。


年齢だけを見て不採用にする会社がある一方で、年齢に関わらず採用する会社もある。捨てる神あれば拾う神ありだ。この会社にかぎっては年齢が不採用の理由にはならない。


今後はアルバイトの面接だからといって手を抜かず、逆質問についても事前にしっかり準備して質問したいと思う。


面接のルール10:

・逆質問は最後のアピールチャンス。

・逆質問では面接官に私が入社したときのイメージをさせる質問をする。



ご覧いただきありがとうございます。

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