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星の輝き

 星の瞬き。

 深い闇に、キラキラと輝く星々。

 無重力の宇宙に、ただ1人漂っている。

 孤独や恐怖は、既になくなった。

 そういえば、自分の紹介を忘れていたけど、私の名前はリトリス・クライス。

「はぁ~、酸素の残りも少ないか。」

 一切動く事もせずに、ただ宇宙を漂っている。

「何とも、星がきれいに見える。」

 酸素メーターを時折見ながら、自らの死へのカウントダウンがゆっくりと進む。

 走馬灯ではないが、私が宇宙を漂うことになった原因を思い出してみる。


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