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どうやら私は[とんでもない]世界に転生されたようです。  作者: ハンブンシタイ
-セカンドメモリー-
9/81

【3】生活に文明の光がきまして。

前回のあらすじ


セルフ心理戦。

 


 どうも名無しです。(二回目)王都につきました。で、今どのような状況かというと,


 「身分証は?」


 「ないです。」


 「じゃ、無理だね。」


、、、、。身分証が必要なようです、まずいですヨォ!!私身分証なんて持っていませんー!!どうする家康!って呑気なこと考えてる場合じゃない,とにかく表情はポーかフェイス!そして今考えよう。そうだ!身分証を作るってのはどうだ!?イヤイヤイヤイヤイヤァー!!!!私今ないですとか言っちゃったよ!その場の勢いでぇ!あー!神様仏様。ごめんなさい!さっき街がしょぼいとか言って!って絶対バチ当たったのそのせいダァー!!!!!!

いくら批判しても私は行きたいんだよぉ!!!

つまらなさそうとか思ってて,実際行ってみたら楽しかったっていう感じを味合わせてクレェ!


 「あ〜、なんだ。そういうことか、なぁアンタ。こいつに新しく身分証を作ってはくれねぇか?」


パァッ?!?!?!!!やっさし!!レイさんやっさし!!私感動で涙出ちゃうぞ!


 「えっ、あぁ。わかりました、では製作費を」

あぁ〜っ!!しまったここは現実だ!無料で作ってもらえるわきゃない!そんなことわかっていただろうに!!しかし今の私には金になるものなんてない!いや待て!今から作れば、、集中しろぉ!!!!


 「じゃあ、私が払いましょう。助けていただいたお礼として。」


オッチャャャャアアアアァァァァン!!!フォローがフォローしている!最高だっ!!!!!!


 「はい、しっかり確認させていただきました。ではこの石に手を当ててください。」


門番さんはお金をもらうとすぐさま石を前に出してきた、手一つが丸々乗る大きさだ。

私は周りの人に感謝しながら手をのせる。

そして手っ取り早く身分証を作ってもらって無事入街!!!


 「さっきは、ありがとうございます!。」

お礼は全身全霊!社畜の私の辞書にそう書いてある。


 「いやいや,全然全然!、それに街に入れないってそういう。」


 ん?なんのこと?、あっそっか私さっき街にある事情があって入れないんですって確かに言ったわ、そして気になっていたこの人たちはさっきのをみて,私が身分証を落としたと考えて、、、それでさっき手を貸してくれたんやな!ほんまにありがたい!!


 「すみません、自分少し抜けているところがあって。」


そしてここは演技をしよう!それしかないね!!


 「いやはや。あんなにもお強いのに、、」


おっちゃんは笑いながら、流してくれた。言葉のトーンから貶していたりする気持ちは微塵も入ってないだろう。


 「ま、誰だって弱点はあるよな。」


 「貴方が言うと説得力がありますね。」


 「なんだとぉぉ!!?」


、、、。賑やかじゃけんなぁ〜。

そう思いつつレイとアーラの二人の会話を聞きいていると,馬車がガタンと音をたてて止まった。目的地に着いたのだ。


 「皆さん、今回はありがとうございました。報酬はもれなく弾みますよ!」


 「よっしゃーッ!!武器買いに行こ!」


 「ダメですよ,レイ。まだ報酬ももらってないのに、それにお金の管理は私の仕事です。

レイの金遣いが荒いのが主な目的ですが。」


 どうやらいいパーティらしいけど、、、色々苦労どころがあるんだなぁ〜、。


 「では,皆さん。今回は報酬をお渡ししますね。」


 ん?袋が三つ?なんで??

っと思ったのも束の間、私にもじゃらじゃらと音を立てている袋が配布された。私は出された勢いでそのまま受け取ってしまった。


 「えっ、と。私元々護衛してなかったですけど?」


 「いやいや,助けていただいたのに。何も支払わずってのはいけないことですよ!、私、商人としてはそれなりに流れているので,金銭問題も心配いらずに,それに、今回戦闘が起こったのは先ほどの一回のみだったので。」


それで,護衛完了?、このおっちゃん太っ腹だなぁ〜。


 「それじゃあ遠慮なく。」


 「うおっ!銀貨20枚入ってるぜ!アーラ!」


 「私たちまで、、、。」


 「いやいや!、連帯責任っといった感じで!。今日は本当に助かりましたから。それでは!、、。」


 おっちゃんはそういうとき馬車を発進させ,どこかへ行ってしまった。


 「アンタ!今日はありがとなー!おかげで通常の半分くらい量増しで貰えたぜ!」


 「はい私も生活がかかっている身として、ありがとうございます。」


 「いやいやいやいやいや!そんな頭で下げなくても,、、。」

本当に私みたいな社畜に頭下げてもらってもなんだよなぁ〜。私は貴方たちみたいに立派なわけじゃないし。


 「ヨシっ!飲みにいこー!!」


 「レイ!!ダメでしょ!!これは防具の新調に使うんですから!。すみません、お騒がしい相方が。」


確かに騒がしいけど,クラスに一人こういう子がいるとなかなかいいもんだと思うけどね。


 「ははは。あっ!あの一つ尋ねてもよろしいですか?」


 「はい?なんでしょうか??」


・・・


 、、、ここが二人の勧め宿。【森の昏い】か。


 看板にそう書かれたいる文字をみてふと考えてしまう。あれって日本語だよな、、、どうして日本語がっ、、、て考えたが。どうして世界共通語が英語なのか?という疑問と同じくらいめんどくさそうだからやめよ。、、、えっと確かなんでかっていうとイギリスがほとんど支配していたからだっけ?世界共通語の理由は?あれ違ったっけ?


 「いらっしゃいませ〜。何名様ですか。また,何泊泊まりますか?」


 「、一人です。一泊で。」


 


 「かしこまりましたでは,銀貨2枚をお預かりします。、はいっ、しっかりと、、では3-1号室へどうぞ、夕食はお持ちいたしましょうか?」


 「お願いします。」

ヒャぁ〜持ってきてくれんだ、ありがたいねぇ。そう思いながら部屋に行く、内装は机と椅子、ベットが一つずつ、あとランプも一つとそこそこの内装だ。特に不自由といった感じはない。

そして風呂に入ろうと急に思ったため


シャワールームを形成、軽く体を洗って髪をとにかく乾かして。片付けをする。もちのろんブルーシートとシャワーカーテンをつけているので部屋に残るのは湿気だけ。あとは全部チートで収納する。湿気といっても窓が付いていたので開ければいい話。そして窓を開け待っていると、、


 コンコン


扉が鳴る音がしたので夕食かと思い、開ける。


 「夕食をお持ちしました。」


小さい子が肩幅いっぱいなオボンを持ち,そこに立っていた。バイトさん、、には見えないのでここの子だろうか?、小さいのにえらい子だ。

ちなみに私は幼い頃何にも家事を手伝いませんでした!!!!!!!!


、、、、、自虐て


 「ありがとう」


ニコッとしながらオボンをもらい、息を大きく吸う。


 「えっと、食べ終わったら扉の前に置いておいてください。」


小さい子は緊張気味にそう言うとタッタ行ってしまった。嫌われたかなぁ〜。



そうしてご飯を食べ終わって。考え事、


二人が進めるだけの価値がある宿だなぁ正直、と唐突に思う。

確かにこれなら毎日住みたい、まだ半日もここで済んでいるわけじゃないがサービスに不満なんかはない。十分だと思ってしまうが、、、いかんせん銀貨二枚って高いのだろうか?レイさんが盛り上がっていたと言うことを見ると多い方?いや、それは依頼内容に対しての報酬が珍しく多かったとか???、まぁとりあえず働かなくては、、。確か道中にレイさんが冒険者とか言うのに所属していると聞いた、、なんか依頼仕事場みたいな感じらしい。、、、行ってみるのもありかな、まぁ。


 おっと今私銀貨を作ってしまえばと思ったな!流石にそんな外道なことするかぁ!!!!!!


          ー続くー

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