表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
どうやら私は[とんでもない]世界に転生されたようです。  作者: ハンブンシタイ
-セカンドメモリー-
8/81

【2】うわぁ〜、街ダァ〜(小並感)

前回のあらすじ


耐え難い野宿を易々とできてしまう圧倒的な社畜のメンタル、しかし意外と脆かったのか,私はどうしても何か信じられなくなってきた(人間不信の植え付け)そこに魔物に襲われている馬車を発見!レスキュー開始!レスキュー終了!その速度スカーレット隊!(ポケ戦)


そしてなんやかんや,俺に乗せてもらうことになりました!

 


 ガタン、ガタン。


どうも名無しです。今私はさっきバックから取り出しすフリして作った上着を羽織りながら、馬車で街に向かっております。


 馬車にはさっきの女戦士の人、とその人と共に戦ってた女僧侶?、女魔法使い?、まぁとりあえず魔法が使える人、が乗ってる。ちなみにさっきから女戦士さんから視線がめっちゃ飛んでくる、フ、感じてしまうか、この私の魅力!、ではなくこの反転刀剣だろうなぁ〜十中八九、クソォ,人間様よりもモテやがって。


 「レイ、失礼でしょ、。すみませんこの人、剣士質で剣に興味が、、、、」


魔法が使える人が先行謝ってきた。まるで自分のことのように謝ってきているところ見ると他人事では無く、交信関係が築かれているように見える。

有り体に言えば幼馴染って感じか,


 「いやいや、気にしてませんよ。、、もしよかったら見ます?」


 「えっ!?良いのか?!!」


食いついた、さてもちろん見ても良いがこっちは同時に試させてもらう。この俺の武器がどれほどのものか、、この女戦士レイが仮にできると仮定して今私が持っている武器がランク的にどの位に値するか,逆に探りたいしな。めっちゃ上位に食い込むようなら俺は考えなければいけない。できれば奇獣を見られるような生活はしたくないもんだ。


 「。すみません、でも良いんですか?見た感じかなり大事そうな武器に見えますが。」


魔法が使える人が、少し遠慮気味に割って入る。大事そうな,良いとこ珍しい武器っていう意味合いが感じ取れる、。ここは普通に、そして意味合いを理解していない態度で。


 「えぇ、言うほどのものではありませんし,」


そう言って私はレイに武器を渡しながら言う、できればフレンドリーにそして裏を理解していると若干悟らせる動きをすると良い。なぜかというと無駄に親切すぎると「この人何か裏があるかも」っと下手したら釘を刺されかねない、私のことだこの先に一難も二難もあるだろう。その現場をこの二人に目撃された時、二人が私に対して優しく接するか,しないから第一印象からのイメージだろう。つまりここが大事、最も私は悪人になりさがらないので、完全に二人の印象の問題だ。そこまで考えなくちゃいけないのが新世界の辛いところだよなって、、いや社畜の経験をフルに使ってるわけじゃないぞ。決して他人にビクビクしながら生活したくないとかいう私情なんか挟んでいませんよぉぉぉぉぉ!!


 「おぉ、すげぇ!〜!」


女戦士レイは渡した刀剣を鞘から少し抜き、形をじっと見る,まるで新しいオモチャを買ってもらった子供のような目をしている。、、!かつて死んだ魚の目をしていた私と大違いだ!、


、、、、、、自虐て。


 

 「、、すごい魔力密度ですねぇ。」


興味がなかった、魔法使いさんも私の刀剣を見る。ということはただの剣如きで収まるものではないということか,。それが伊達であるかないかはさておき。して今魔力密度といった。魔力密度、、イメージ的には魔力っていう原子をめっちゃ集めてめっちゃ固めた感じの表現に聞こえる。

前世でいう純度100%の鉄みたいなものか、、?だがそこまで事は単純じゃない気がする。


 「なぁ!なぁ!これどこで作ってもらったんだ?!!もしくはどこで手に入れた??」


、、、、んー!!!!!!私今やばいですよね!!やばいと思う!だってそれ答えられないもん!え?正直に言えって?いったらこうなると軽く想像できんだがぁ!


「自分で作った。」


「ウッソダロォオマエw!」


って感じに返される可能性だってある。それに仮にそうじゃ無くてもこの目の前のレイさんは絶対に「私のも作ってくれよ!!」っていってくるタイプダァ〜!!てかちょっと待て!今のは偏見ではないか?!?!?!!!レイさんの口調と漢字からして男勝り,つまり一人称が「俺」!!って場合もある!!(混乱中)

いかん!人を見た目で判断してはいけないとあれほど前世で学んだではないか!私ー!!

いやいや!今はそこじゃない!どうする?!どう答える!どう答えれば私は救われるぅ?!?!?!!!


 「レイ!!デリカシーがないですよ!!謝りなさい!」


 「エェッ!良いじゃん!」

 「よくありません!大体!あなたはいつもそう!人を信じすぎです!もし!もし!もしもしもしも!この人が悪人だったらどうするんですか?!?!?!!!責任をとっている私や周りの人のことも考えなさい!」


ギャー!怒ってるぅ!そして私やっぱり信用されてなかったポイぃ!!そして私の読みこの世界に来てからあたりスギィ!怖い!ガチャで最高レアが立て続けに来て、今後最高レアが出て来ないんじゃないかって思うと来る失踪感と同じレベルで怖い!!(混乱加速中)


 「な!アーラの方が失礼じゃんか!こんな珍しい剣も見せてくれた人に悪人なんて失礼な事言いやがって!絶対この人はいい人だよ!!」


あ〜〜〜〜!!

優しい!!社畜の私には優しすぎる言葉だよぉ!!!〜〜〜ー!!

そして魔法使いさんの本名アーラっていうんですねぇ〜!!いただきましたヨォ〜〜〜〜〜!!!(混乱と泣きと嬉しさ加速中)


 「ハハハ!今日は一段と賑やかですねぇ!」


オッチャャャャアアアアァァァァン!!!とめてー!私にはこれとめられないヨォ!笑ってないでとめてくおくれぇ!!


 「〜〜〜〜〜!!!」


 「〜〜〜〜〜!!!」


あ、あぁ,やばい!なんかやばい!なんかやばい!!このまま激化しそうな喧嘩やばい!!


   ー数分後ー


 「皆さん!王都が見えてきましたヨォ!」


 「えっ!」


 「もうですか!」

 

切り替え早っ!って私にも見せてくださぁーい!


 「えぇ、賑わっていたのがあっという間で!、、」


 おっちゃんは指を指し聳え立つ城壁へに向かって言った。奥にはデカい城も見える。なんとぉ!、、、、、、、


っておもったけど、、、、



なんだろう。東京よりショボい気がする。

([社畜の鑑定眼EX]・対象を他のものと比べ評価してしまうとんでもない眼、入手条件は耐え難い社会的苦痛と上司のパワハラからくる心の崩壊。もはや自動使用になっているためもはや誰にもとめられない!?)


 


         ー続くー


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ