【12】初授業なんですわぁ〜
確かここを左に曲がれば
左に曲がるとガランっとした廊下の中で一人誰かを待っているような教師がいた。
私はもらった紙を見て、名前を確かめる。
(アーリー先生か、、なんか外国人みたいな、いや外国?なのかここは??)
「あの、アーリー先生ですか?。」
「はい!、あ、もしやパルド様ですか。」
私は少しホッとしたため、ため息が出る。
(よかった、名前はあってたようだ。)
「はい、遅れてしまって。」
頭をすこし下げ、アーリー先生に謝罪する。
「いえいえ、時間ぴったりですよ。、もしかしてお忙しかったですか?。」
アーリー先生が私の若干焦り気味なところを見て、察したように言う。
(寝坊したとは死んでも言えなこりゃ)
「まぁ、そんなところです、はい。」
これは嘘をつくしかない。そう致し方ない、
「あ、ちなみにこの学園の生徒の一部はもしかしたらパルド様にご迷惑をおかけすることがあるかもしれません。その時は何卒どうか目を瞑ってください。ですが、ほとんどの子達はいい子ですよ。」
「あ、はい。」
なんか何処となく距離を感じるなー。
そうして私とアーリー先生は教室へと入っていく。
ザワザワ、ザワザワ、、
入った教室内は賑わいを見せていた。内容は《肉体強化》を使わずともおおかた聞こえてくるほどに。
「昨日の人なんだったんだろうねぇ〜。」
「めっちゃかっこよかったよなー。」
「あの先生嫌だったから、本当にありがたい。」
、、、多分私のことだよね。
「、すみません。あっという間に広がってしまい。」
「いえいえ、こちらもやりやすいというものですよ。」
下手に嫌われているよりか全然いい。
「皆さん、席についてくださーい。」
アーリー先生が大きな声でそう呼びかけると生徒たちは、急がず焦らず各々自分たちの席に戻って行ったようだ。
(なんだ、結構いい子達だな。私の時代とか全然みんな席に付かなかったぞ。)
「皆さん今日から3ヶ月、臨時講師としてSSSランク冒険者のパルドさんが来てくれることになりました。」
ザワザワ!!ザワザワ!!!
教室内が一気にざわめきあった。
「SSS?!嘘でしょ。」
「それって、あの山をも砕けるっていう。」
「マジかよ、よく交渉成立できたな。」
「ていうか、昨日の人じゃん!!どうりで強いわけだよ。」
「あの人、SSSに戦い挑んだとかもう終わりでしょ。」
いい意味なのか、悪い意味なのか、、ほとんどの生徒は驚きを隠せずにいる。
それにしてもSSSについて、色々尾鰭つきすぎだろ、いや、山はもしかしたら砕けるかもしれないけど、、、
「では、パルド先生、ここからはお願いします。」
あ、はい。っと私はいい、場所を変わってもらった。咳払いを一回したら、生徒たちはたちまち喋るのをやめ私に注目する。
なれないなぁ〜、、、
「えっーと、みんなの言うほどすごい存在じゃないと思うから、過大評価せず己の目で私の実力を確かめてほしい。ということで、やっぱり実戦が一番なので、これから全員、私と模擬戦してもらう。」
、、、、、、。
あまりに唐突だったからか,生徒たちは固まった。
(あ、あれ?。)
『えぇーっ!???』
生徒たちの声が教室中に響き渡る。
(アレェ?)




