【9】呼び出しぃ〜
「な、何が起こって、、」
シュン。
私は相手がまだ理解浅い内に、一瞬で近くまで接近し、刃を喉元に立てる。
「ヒッ。」
「私の勝ちですね?。」
相手の真ん前でそう言う、それに対して貴族はブルブルと震える小動物のように無力だ、しかしながらそれでコイツを許す理由にはならない。
「。。!」
貴族は無理だと判断したのか、首を縦に振り、降参を表した。
「審判、私の勝ちでいいね?。」
「は、はい。、おめでとうございます!。」
ザワザワ、ザワザワ。
周りの雰囲気が変わった。それはまるで私を称賛すると言うよりかは、貴族がボロクソに敗れたこと、それとコイツは誰なんだ?という疑問で埋め尽くされているような感じだった、、、
(思わずだったが、かなり軽率に出過ぎたな。早いとこ撤退して。)
「お待ちください!。」
、、、、その場を動こうとした瞬間、女性の声が後ろから聞こえた、。
(動体視力がいいヤツだ、、)
っと思い俺は振り返る。
さっきの窓口職員と、メガネをかけた女の人、、、
(声からというか見た感じメガネの人が言ったポイな。)
そう考えていると、メガネをかけた女の人がこちらに近づいてくる。今から何かを言うのだろうか?。
まぁこっちが起こした火種だし、多分怒られんのかなぁー。
「SSSランク冒険者、パルド様、本日は魔法学園へご足労いただきありがとうございます。色々、、と情報整理をしたいため、校長室まで、来ていただきます。」
いただいてもよろしいですか、ではなく。いただきます、、か。肝がすわってんのか、それとも、、、。
(後者だな。)
「了解した。案内を頼んでも。」
「はい、どうぞこちらへ、、、」
私はメガネをかけた人について行こうとする。
「S、SSS、、ランク?。」
貴族は地面を見ながら膝をつきそう言う。
次からは相手を見極めて欲しいもんだ。




