【5】仕事ぉ〜
コンコン、私は扉を二回叩き、帰ってこない返事を聞いて中に入る。
ガチャっと開けた扉の先にはギルマス(ギルドマスター)が晴れた窓先を見ながら立っていた。
「いやぁ、すまんな。急に呼び出して、」
私に気がついたギルマスはまるでくるのがわかっていたかのような振る舞い、、まぁ実際に読んだのそっちだが、。
SSSというランクにも動じず、自然に接してくる、別に悪気はしない。
「、、どんな依頼かだけ。」
少し躊躇って私は聞く、変な世間話が好きなここのギルマス、そしてそんな話を一生聞いていたら、人生がいくつか変わることか、、、。
「、実は隣町、まぁ魔法王国なんだがね。そこが出している依頼を受けて欲しい。」
「丁重にお断りする。」
こういう国関係のゴタゴタは大っ嫌いだ、今も昔も。
もう二度とその手には乗らん私がこの世界に来て学んだ数少ない教訓だ、、
「まぁ、最後まで聞いてくれ。国のゴタゴタに巻き込まれるわけじゃない、これは確実だ。なんなら依頼内容にそう書いてあるからな。」
ギルマスが私を安心させようとそう一言言う、依頼内容に国とのゴタゴタ無しと書いてあるなんて、相当な雑用を押し付けられる気しかしない。
「、、、[ご丁寧]な依頼書だな。」
不服な態度で私はそう言う。
「、、仕事内容話すぞ、。」
おいこら無視すんな。
そう思った時にはギルマスは淡々と仕事内容を読み上げる機械になっていた、済ました表情で、よく話す。
で、肝心の仕事内容はというと、
「魔法王国にある、学園、魔法学園の臨時講師を募集、契約期間は3ヶ月、実力はSSSランク相当、尚、仕事内容は近接戦での対応方法における戦術〜技巧な為、戦士職希望。」
、、、、明らかに私を狙ってるじゃねぇ〜か。
「、てな感じだな。どうだ?、」
ギルマスは私に話を振る。
「正直言って、今の一連で行きたいと思う理由がないんだが、、、。」
それに対して私はありのままの態度で示す。
国のゴタゴタに巻き込みませんから、もはや仕事内容で嘘ついてるもんだろ。
「、話すことがそれだけならもう帰る。」
「おうおうおう!、ちょっと待て、まだ金の話してねぇだろ。」
「、、、、。」
相も変わらず面倒臭いギルマスだ。
そう思いながら私は首だけギルマスの方を向かせて、耳をで聞く。
「まぁ、こりゃ大金だな。」
っと言葉でそういうと、紙の表紙を私に見せてくる。
「。。。うぉ。」
ジーッとよく見ればそこには私の家(土地代とその他etc、、)の2倍以上の金額が掲げられていた。
正直SSSで収入がめちゃくちゃ良い私にしたってこれは破格の値段設定だ、。
今の家を2段階くらいアップグレードできるだけの金。今後のことも考えてこれは良い機会かもしれない、金だけ見ると。
「やばいだろ、やってみねぇか?。」
「、、、?。、、、ちょっと待てコレはなんだ?。」
依頼書に書かれた小さい文字を決して私は見逃さず、指を指し示す。
「あ、やべ。」
慌てて隠そうとするギルマスの手を掴み、紙だけ取る。、
「、、、SSSランク冒険者パルド様へ。」
パルドは今私が使っている名前だ、由来としてはレオパルドから取ったってそんなことはどうでも良い、コレはいわゆる指名依頼、、、
私はジーッとギルマスを見る。
「、、、あぁ、そうだおまえさんの指名依頼だよ。」
、、、、クソッタレ。
「ご丁寧に印鑑まで押してある、」
しかも国印だし、、、、、ハァァァァァァァ〜、、、、、どっちにしろ俺に拒否権はなかったのかよ。
国印は最高権力の象徴、つまり依頼者は国と同然そんな依頼断ったら、追われる。いくら冒険者だろうがそこはそこ、全く嫌気がさす。
「、、わかった。受ける。明日から3ヶ月きっちりやって帰ってきてやる。」
「まいどぉ〜。」
ギルマスが少し喜んだ顔してそう言う、気に食わん奴だ、、、
{帰宅}
パタン。っと扉を閉め、しっかり鍵を閉める。
すぅ〜、、、、、
「もう!!なんだよ!!またかヨォ〜〜〜!!!!!!」
クソデカボイスで家の中で叫ぶ、。




