【14】『決行』と『ユニコーン』−2
第二王子が演説を(初めて)終えて、私は森の中へ駆り出される。
目的はユニコーンの捕獲、王子の粋な計らいによって捕獲して戻ってくるまでは誰も森に入らせないようになっている。まぁたかが数十人程度の兵士、見張りはうまくできるはずもなく。
(さっきから邪気が、、、)
邪な気持ち、それが私の周りに集まっているのが分かる。えっ、いつ気配探知なんか覚えたのかって?。
いやいや使っているのは《心境看破》だよ、最近じゃ効果範囲の調整までできるようになって、あら不思議。疑似気配探知機にもなる優れもの、
そしてその話は置いておいて、数は〜37、全て同じ目的だけど、チームが違う感じがする。
要はゴールは同じだけど道のりが違う奴らって感じだ、
(そのゴールがユニコーンなのか私なのかは置いておいて、)
私はユニコーンへ向かって歩き続ける。
あ、言い忘れていたかもしれないけどユニコーンいるよ、本当に。
いや、幻獣だからま、そう簡単にはって思っていた私だったけど、うん,《心境看破》が何かを感じ取っている。
正直読めない、心を読むスキルだというのに読めないという事は、チートにも限界、もしくは今のレベルじゃ『読めませーん』的な感じなのだろうか、
どちらにせよ居る、こっちに応じてくれるのか、それともって感じ、、、
ユニコーンについて事前情報としていろいろ集めたが、どうやら魔法を使うらしい、いやそりゃ使うよって思うけど、、、んで肝心の魔法がこれまた人間で扱えないレベルらしく、いやその世界を破滅させる系じゃなくて、、、どっちかというと防衛術的な感じ、
幻術とか、まぁ自然を行使する系かな、自然ありきじゃないと発揮は難しいと読める。
なので,ユニコーンがそこに居るから捕まえるってことにはできないらしい、如何にもこうにも奴は結界を作っていて、、、
(さっきから、同じとこ回ってるんだよなぁ〜、)
《心境看破》で周りの奴らの心を読んでもどうやらこのループにさえ気づいていない。
となると精神操作もしている感じかな?、残念ながら私は《精神制御抑制》でそんな事お構いなしだ。
お待たせ、アンド キリ悪くてごめーん。




