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【13】『決行』と『ユニコーン』
「いよいよ決行だ、準備はいいかい?。」
私は白い衣服を見に纏いフードをかぶる。
「やるしかないでしょう。」
そう、やるしかないのだ。これは仕事、拒否権なんてものは存在しない、契約を結んだ時からこうなることなんて余裕で理解できた。
ふと自分の手を見る。
(私の手はまだ綺麗だ。)
一回頭を真っ白にして私は椅子から立ち上がる。
「行きましょう。」
「・・・」
執事と王子は頷き、私を誘導する。
もうすぐ朝方だ、その前に少しパーティをやってお腹も膨れたし、嫌な貴族の顔も見た。
今から同じ飯を食った奴らを締め上げるとなると、、、。
これっぽっちも罪悪感なんて湧かない。




