【6】『契約』と『形』
「こっちはお願いする立場だ、最悪断ってくれても構わない。」
相手はこちらに判断を委ねているようだ。
「、、一瞬断ろうかと考えた、けど。その依頼受けさせてもらう。」
なぜこういう相手とはつくつぐ縁があるのか、まぁ手が届く範囲でやることには変わりないが。
「協力感謝する。公爵殿、」
私は王子と握手をする。
「それで、何か案でも?。」
「あぁ、こちらの方で決まっている。正直なところ貴方が気乗りするかどうかの内容だが。」
「聞かせてくれ。」
「まず心を読むという名目で貴方、そしてユニコーンを捕らえに行くと言う。こうすればアイツらはこっちに組みするだろう、後に貴方とユニコーンを総取りすると決めているだろうがな。そこを叩く、危険視をするにおいては貴方の能力で決めていただきたい。」
(私を囮にした形、確かに目先のことしか考えない奴らにとって私は格好の獲物だろう。)
「なるほど、確かにいい作戦だ。結局はユニコーンも取りに行かないといけないことになるが、、。裏で回すと?。」
「これでも第二王子だ、そこはしっかりやってみせる。むしろこれで何もできなかったら貴方に合わせる顔がない。」
(そう言うものかなぁ〜、、。)
形としては
1第二王子が目星がついている貴族たちへ私を使いユニコーンを捕らえるという。
2それに反応したクソ貴族を私の能力で炙り出し目星をつける。
3恐らくだが第二王子が証拠をいくつか抑える。
4ユニコーンと私を囮にクソ貴族を捕える。
5王へ報告し、第二王子の評価を上げる。
「それと本件を終えたら父上に隣国との関係を固めるように進言するつもりだ。」
6両国の関係が良くなり戦争回避。
(隙ないなー。この王子)
「ちなみに第一王子は?。」
私が気になってそう言葉にしてみると第二王子は残念そうな顔をしてヤレヤレっと体で表現した。
、、やっぱり怖いな〜競り落としって。




