【4】『酒場』と『宿探し』
しばらくして隣国の門番らしき人達が、こちらに来た。
簡単な事情聴取を受け、盗賊達を引き渡し、馬車の先導も行ってもらった。
結果、隣国へは予定より少し遅れてしまったが到着することができた。
「とりあえず、宿屋でもとっておこう。」
《OK》
宿屋をとるのは本当に久しぶりだ、初めてとったときを思い出す。
あの宿屋での夕食はとてもおいしかった。
まぁ結局のところ一泊止まりだったが、、
そこそこ良い宿屋を見つけたのでゼナと共にチェックインを済ます。部屋は一人部屋を希望した。
なぜかって?、夜はゼナと共に寝るし二人部屋あったって使い道は見出せないし。
っていうのがざっとの理由だ。まぁゼナが話してくれないというのもあるが、、、
そして、ゼナに部屋で少しばかり待機しているように説得、、できた。
かなり手間はかかってしまったが、、、
立場的に密会という形になるので、王様から言われていた場所に向かう
酒場だ、、もっとも私は酒を飲まない主義だが、ゼナに部屋で待機しているように言ったのもこのため、だって玄関からわかるほど目に見えて治安悪そうだもん。
酒場の扉を開き中に入る。案の定想定していた通りそこには情報交換やら緻密な関係はほぼ皆無に等しい、ただただ酒を飲みに来た酔っ払いがわんさかいた。
ちなみにさっきから視線が痛い。
「おい、ねぇちゃーん。俺と一緒に遊ばないかぁ〜?」
、、性別的にはねぇちゃーんなのかもしれないが、中身がまず違うので。っとマジレスで言えたら楽だろうなー絶対誰も信じないだろうけど。
「おいおい!やめとけ。」
野次がめちゃくちゃうざい、いやこのおっさんもうざいので今すぐなます切りにしたいが。
「おーい無視するなy」
触ってきたので猥褻罪で執行しまーす。はい脳天。
酔っ払いはガクンっと、頭に落ちた拳の圧に負け、そのまま脱力しながら失神した。
次の瞬間私が周りを見ると、そこに野次はいなく。いるのは目を合わせぬもの達、
根性ねえー。っと思いながらカウンター席に移動する。
移動するや隣に座っていた客は一つ横に移動し、離れる。こっちとしては好都合であることに限りないが。
「ご注文は?。」
うさg、じゃない。
私は招待状をそっと前に出す。
「承りました。」
バーテンダーはその紙を見るや、納得したような顔をし紙を懐に入れた。
「こちらをどうぞ、」
テーブルに出されたのは一見何の変哲もない食券のように見える招待状をだった、緻密すぎるだろっと正直思った。
時間と場所が指定されており、今夜そこへ行ってくださいと言わんばかりだった。
食券を受け取り、懐に入れた。店を何事もなかったかのように出る。
ゼナにはまた言い訳をしないとな。っとまた思った。




