【2】『旅』と『隣国』
「よし、それじゃあ持ち物確認をする!。」
《OK》
「服、帽子、靴、上着、水、リュック、、、」
私は持っていく物を次から次へと言っていった。ゼナはそれを指差していき、持ち物確認は捗る。
当初はゼナを連れて行かない予定だったが、
《私もいく。》
結構なアピールによって、連れて行かざる終えなくなった。王様も押し負けたし、、
まぁ、ゼナを連れて行かない考えがなかったわけじゃないが如何せん危険が多い気がして。
でも、お陰で少しは気が楽になったかもな。
「よし、持ち物確認終了。荷物は私が持つから、ゼナはぁ〜、、」
ゼナは意気揚々にリボンがついた麦わら帽子を被り、準備万端だということを伝えた。
「そうだな、それを持ってくれ。」
コンコン、
扉を叩く音がしたので、私は玄関方面の扉へ向かう。そして何の抵抗もなく扉を開けた、
「あ、アジンさん。」
「王がお呼びです。支度は、、整っているようですね。」
アジンさんは部屋の奥を見るようにし笑い、そう言った。
ということで、いつもの部屋。ゼナと私は王様とまたもや対峙する。
「質問なんだが、部屋ってここしかないのか?。」
何か言われるのが無性に嫌だったので、先手必勝でとりあえず言う。
「いや、他にもあるけど。って今日はそんなことどうでもいいんだ、。はいコレ、」
王様は懐から国印が記された白い封筒をもらった。十中八九、
「隣国へ行く用の招待状みたいな物、預かった物をそこの中に入れてあるから、突然の訪問とはならない。何か言われた時に責任を取るのは相手ってわけだ。」
「なるほど」
抜け目ないヤツ、。
そう思いながら私は懐に封筒を入れる。
「でー、話はそれだけ?。」
「まさか、実今回の依頼やっぱり面倒くさそうだ、」
「、、、悪い方でか?」
「、、もっと悪い方で、、。」
・・・
私は隣国へ向かう馬車に揺られながら、王様の言葉を頭の中で繰り返す。
《?。》
ゼナが私の雰囲気で気づいたのか、気にしてくる。
それに対して私は抱きしめる。この子は絶対に守ってやるっと心の中で強く思う。




