【11】眠り
、、、、、私が深い眠りに入りしばらく。
「いや〜、楽しかったわ〜。」
王妃レメアは少女と廊下を歩いていた。
「娘達は全員もう大人になっちゃってねぇ〜、正直ゼナちゃんと今回遊べて楽しかったの。」
ゼナと呼ばれる少女は手に持っていた小さいホワイトボードと、ペンを使い。
《わたしもたのしかった》っと素早く書いて見せた。
「うれしい〜、よかったらまた遊びに来てね。」
扉の前でレメアはゼナにそう告げ、扉を開ける。
「ライフさーん、娘さん帰ってきましたよー。」
お気楽に呼びかけるレメア、ゼナも部屋の奥へ入って行って、ライフを探す。
「、、帰ってないのかしら。預かるのは昨日一日だけだったはずだけど。」
レメアは部屋の中へとどんどん入ってゼナと共にライフを探す。、するとゼナがホワイトボードを掲げて《いた》っと伝える。
レメアはホワイトボードの元へと向かい、確認する。
確かにそこにはライフがおり疲れた顔で寝ている。
「っはぁ〜、どうして私の夫もこうしてベットで寝ないのかしら。」
やれやれっとそぶりを見せながら、軽くライフを抱き抱える。
「あら、意外と軽いわね。」
そう呟きながら、寝室へと向かう。部屋の作り自体はほとんどおんなじなので手当たり次第探していこうとレメアは思ったがゼナがホワイトボードで案内する。
寝室に入ると大きいダブルベットがそこにあった。周りにはクローゼットと棚、机など意外に整っている生活感、棚には本がいくつかありざっと見ただけでも子供ようだということがわかる。ベットには払われた掛け布団と、陳列された枕がある。
掛け布団が払われていたため、ライフを下ろすのは単純だった。レメアはおろしたライフに布団をかけようとすると、ゼナがホワイトボードを机へ置き、布団へダイブ。
ライフの横を陣取らんばかりに近づき体を丸くする。
「あら、ゼナちゃんも一緒に寝るの?。、それもそうよね。1日ぶりの再会だもの、」
そう言い、目を瞑るゼナと寝ているライフにそっと掛け布団をかけ。
「おやすみなさい。」
っと一言だけゼナに告げ、部屋を出る。
扉が閉まる音を聞きながらゼナは、ライフの懐へ、ギューっとライフの体温を服越しに感じながら、ウトウトしいつしか眠りについた。
ここからは親子の時間。
母と子の二人の話、終わる時は二人が終わる時。
ライフと、その娘となったゼナの物語。




