【3】お薬飲めたね!ってちゃうわ!?
「はっ!、、」
目が覚める俺、体が変に軽いことを感じながらなんとか倒れていた体を起こす。ボーッとした頭で現状を一から思い出す。
(えっと,そうだ!牢獄に囚われて、クソ貴族をぐちゃぐちゃに、、オェ。、、、そして)
「うぁ!!!」
少女がもがき苦しみながら重い声を上げる。
「そうだ!何呑気なことやってんだ私!!」
(薬は、真聖水は完成したのだろうか?!)
私は自身の周りを見渡す。そこに一つの小瓶があった、牢獄の雰囲気とは一線を隠す程の神々しい聖水が。
《真聖水》
『どんなに強力な呪いであっても解呪できる、トップクラスの聖水。』
(よし!ちゃんと作れてた!!。)
私は真聖水を手に取り。すぐさま少女に飲ませようとする。
しかし小瓶の状態では飲みにくいのではっと思い。葉っぱをコピーする。
(飲みにくいから、飲ませられないからって口付けするわけにもいかないしな。いや別にやりたいわけじゃないんだけど。)
少女の口に葉っぱの先を付け,真聖水を少しずつ垂らす。大丈夫そうだと確認し,量を少し増やして行く。
「これで治ってくれるといいが。」
こればっかりは願うしかない。、いくら鑑定目が優秀だからと言って過信はできない、スキルにもスキルなりの弱点があることをさっき己の身を通して知ったのだから。
ふぅ〜っと一息、真聖水を飲ました少女の体調はだいぶ良くなってきた。先ほどより息も荒くないし、熱もだいぶ下がってきた。
このまま何も起こらず終わって欲しいと心底思う。
そしてほっとしたのも束の間、俺は一気に気が抜けたのか,はたまたさっきの睡魔が襲ってきたか,、少女落ち着いた姿を見ながら眠りについてしまった。




