【2】少女を助けまぁす!
(事は一刻を争う)
焦らずにはいられない、しかしかといって下手に心象顕現を使うと失敗する。
(まずは集中剤から、今回は妥協できない。やった事はないが三つ一気に使う。)
瞬間にコピーした集中剤3つを勢いよく飲み干す。こんなに飲んだらトイレに行きたくなってしまうが、、って本当にどうでもいい!
(よし、。。集中。)
ドクンッ!!!!っと心臓が破裂しそうなくらい鳴る。
(うっ!!!!)
先ほど飲んだ集中剤が吐き出されようと口の中に戻ってくる、、それを寸でのところで飲み干す。
しかし吐き気は治らない、心臓が骨にヒビを入らせる勢いで暴れる。体が拒絶反応を出す。
(難易度が高かったか?!)
しかしここで止まるわけにはいかない、呼吸が定まらないが私は精一杯集中する。
真聖水を形とる、いつも感じる世界と繋がる感覚に陥り、どこまでも深い水の中を泳いでいるような気分、いつもだったら、その辺の水の中から探す感じだが如何せん規模が違いすぎる。それに今回は呼吸が足りない!!、のどまてきている液体がわたその集中を遮る。
それだけではなく、今回はとにかく長い。水の中にある目標を見つけたとしても捉えるのが難しすぎる。州痛剤を使わずともこの吐き気は治るところを知らないだろう。逆に今集中剤を吐き出してしまったら、それこそもっと時間がかかる。
この最悪な状態を保ちつつ、私は真聖水を作らなければならない。この少女を助けるために!
(吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう!!!!!!!!)
同じことしか考えられない、理性が仕事を全然してない!。それでも前へ進め、この子を助けるんだ!!!。
《こんなに辛いなら助けなくてm「うるさいーーッ!!!!!」
くそったれなスキルめ!!、お前みたいな人間性のない塊が!今の俺の気持ちを理解できるか!!!
(確かに辛い、確かにやりたくない!!腸がつくほど辛すぎる!!!でも!だから見捨てろと!一つの命を救える機会があるなら救って見せたい!!!、前世のような歯車になりたくない!!自分ができる最大限のことをやりたい!!!前世のように、他人に遠慮して、他人の目を気遣って、人に媚び売って、上下関係や!!つまらない人間関係あんて冗談じゃない!!!!)
舌を思いっきり噛み我慢する、集中が切れてきたか、それとも朦朧とする意識の中で自然にそうなったか目の前がぼやけてくる、考えられることも減ってくる。目の前にある色彩の光景は段々と色褪せてくる。
それでも私はやめない、これは信念だ。
(後少しか?、もう吐き気は、、治ったというよりかは感じなくなった、多分だがかなり今は集中できている。体がもたなくなる前、いやこの子が死ぬ前に作り終わる!)
、、、、、。
。。。。
、、、、、、。
。。。。。
(完成、、した?)
感覚は無い、何も感じず目の前のことすらわからないしかし長い長い素潜りから解き放たれた感じがする。
完成したのだろう。
(飲ませなきゃ、)
、、、、、、、
《死を越えて》




