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<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

やるせなき脱力神

やるせなき脱力神番外編 ロシーボ隊 断片集

作者: 伊達サクット

<特別研修>


 冥王軍がとある地方領主の屋敷の敷地を借り受けて設えた処刑場には、ぞくぞくと見物人が集まってきていた。

 悪霊グレートペコポヨの家族、親類縁者一同を処刑するための処刑場。

 その処刑場の前に集まる六名の男達。

 工兵服姿でバイザーの付いたヘルメットを被った男・ロシーボ。

 その脇に立つ、禿げた頭頂部に側頭部の髪を長く伸ばし、ゴーグルを装着した、左腕が金属製のギミックアームである中年男性・シュドーケン。

 シュドーケンはロシーボ直属の管轄従者で、自称『副隊長』。隊長としての能力に欠けるロシーボの代わりに部隊運営のほとんどを取り仕切っている。

 その二人の前に集まるのは四人の平従者達。みんな揃って沈鬱な顔をしている。

「……では、そろそろ参りましょうか」

 シュドーケンがロシーボに目を流すと、ロシーボは「うん、そうだね」と返し、平従者達に向き直った。

「じゃあ、行こうか」

 ロシーボが険しい表情を作って言うと、平従者達は静かにうなずき、中庭の周りを幕で囲った処刑場へと歩みを進めた。

 今回、この処刑場まで足を運んだ趣旨は、冥界人が悪霊になった場合、その家族達はどのような目にあうのか。それを平従者達に戒めとして見せるためだった。

 これは一部の幹部従者と管轄従者しか知らないことだが、ワルキュリア・カンパニーの戦闘員が悪霊化した。ジョブゼ隊のレミファという女だった。

 すぐさまジョブゼ自らが討伐に当たり、何とかその霊魂は冥王軍に気取られることなくウィーナの元に運ばれ、浄化されるに至った。レミファの身内は処刑を免れた。

 ロシーボは自分の隊で似たようなことが起こったら大問題だと心配になり、改めて冥界人が悪霊になることの恐ろしさを部下に伝えて悪霊化の予防を図ろうとした。

 今回の目標である悪霊グレートペコポヨの退治に関しては、ロシーボ隊が担当した。そしてロシーボは部下を引き連れグレートペコポヨと戦闘、これを捕獲し、難なくミッションを成功させた。

 しかし、精神的にきついのは、どちらかというと悪霊グレートペコポヨとの戦闘より、この後の身内の処刑だ。こちらの方がよっぽど精神的にくるものがある。

 繰り返しになるが、悪霊グレートペコポヨは冥界人が悪霊化したものである。もちろん、すぐさまグレートペコポヨの家族や親戚達は冥王軍によって捕えられ、処刑場に引きたてられた。

 自分達が達成させた任務がどのような影響を及ぼすのか。それを見せる為にロシーボとシュドーケンは平従者達を引き連れてここにやってきたのだ。



 ~二週間前~


「シュドーケンさん、この前の、ジョブゼ隊のレミファって人が悪霊になっちゃったってやつ……」

「ロシーボ殿、声が大き過ぎます」

「あ、ごめん」

「で、それが?」

「今度の任務、冥界人が悪霊化した奴じゃん?」

「はい」

「グレートペコポヨの身内は全員処刑されることになる。それを新人に見せようと思うんだ。冥界人が悪霊になったらどうなるかってとこを」

「う~ん、それを見せたからといって、あまり効果があるとは思えませんが……。それに、ロシーボ殿に悪意はないってことは分かってますが、部下からしてみれば自分達が任務で死ぬこと前提で『悪霊にはなるなよ』って言われてるのかと受け取られかねません」

「そうか……、それまずいな。じゃあやめとこうか」

「いや、冥界人の悪霊と戦うってことは滅多にありませんから、いい機会だとは思います。まあ、社会勉強って感じで、希望者には見せてもいいんじゃないですかね。少数であれば」

「なるほど」

「ときに、ロシーボ殿はもしウチの隊から悪霊が出たらと心配なのですよね?」

「うん……少し」

「悪気があって仰ってるわけではないのは重々承知ですが、隊長として、その気持ちは見せないようにしなければなりませんぞ。あくまで、今度の任務をきっかけにして、自分達が達成した任務でどのような影響があるか、と。要は伝え方ひとつです」

「了解」



 冥王軍の兵士達によって処刑は執り行われた。

 連行されてきたのは悪霊グレートペコポヨの家族と親戚、計十八人。

 刑場の幕の中には、言い様の知れぬ熱気と寒気が共存していた。

 ロシーボや平従者達は思わず息を飲んだが、シュドーケンだけは平然とした様子を崩さない。

 周囲で見学するのは、残虐な刺激を求めてやってきた金持ちの好事家、冒険者や浪人の類、近場の村人、そしてこの場所を軍に提供した領主。

 そして見届け人として中央からやってきた軍の騎士や政府の中級役人。

 後は、同じく中央から派遣された執行後の祭事を取り扱う神官と、それに率いられた現地で駆り出された神父達。

 何の落ち度もない十八人が兵士達に連れられてきた。

 幕の中に響く阿鼻叫喚。悪霊はごく普通の百姓の生まれだった。よって十八人の家族・親戚もごく普通の百姓の一族。

 斬刑は処刑人である兵士達の手によって次々に執行された。首が次々に落とされ血しぶきが刑場を染める。兵士達は皆、見事な太刀筋で寸分の狂いなく首を切り落としていった。

 だが、中には腕の悪い兵士もおり、振り降ろした剣が首の骨の硬い部分に当たって弾かれてしまい、綺麗に首が落ちて即死できず、苦痛に呻きのたうち回る者もいた。腕の悪い兵士はその様子を見て、転げまわる受刑者の全身を五回も六回もやたらめったらブスブスと刺しまくり、ようやく殺すことができた。

 他の処刑人達は一滴の返り血も浴びずに受刑者の首を刎ねていたが、この兵士だけは全身が真っ赤に染まっていた。 

 あのように剣が下手くそな兵士に当たってしまった者は不運としか言いようがない。様子を見届けている騎士の一人が「ギロチン使えばよかった」と、渋い顔つきでぼやいていた。


 全員の首が落とされた後、神官達は彼らが悪霊にならないよう、厳重に祈りを捧げ、丁重に弔いの儀を行っていた。


 自分達が悪霊を捕獲したせいでこうなったという事実をまざまざと見せつけられた平従者達は、結局この後、組織を離れていった。

「あまり得策ではありませんでしたなぁ……」

 ある日、シュドーケンが溜め息混じりに、ロシーボにこう言った。

 処刑を部下に見せたことでロシーボは少し落ち込んでいたのだが、以外にも、シュドーケンはもっと落ち込んでいたようだった。



<アポ無し>


 ロシーボが朝一番にウィーナの執務室へ行こうとしたら、ウィーナ直属の部下・ファウファーレに行く手を阻まれた。


挿絵(By みてみん)

◆ファウファーレ(有料イラストオーダーサイト「skima」にて狗影彰様に依頼)


「一体何の用?」

 ファウファーレがロシーボを見下ろして言う。

「あの、ウィーナ様に話したいことが」

「だって面会の予定ないでしょ?」

「緊急だから」

「私が聞くわ」

「いいよ。ウィーナ様に直接話したいんだよ」

 ロシーボがムッとして言った。

「私が取り次ぐから。ルールは守ってちょうだい」

「あの、俺、一応君より先輩で上司なんだけど……」

「何?」

 ファウファーレがゴミを見るような見下した目つきで凄む。

「いや、何でもない」

 ロシーボは困ったような顔つきのまま、そそくさとその場を去っていった。


 しばらくして、今度はヴィクトが足早にやってきた。

「おはようございます。どのようなご用件でしょうか?」

 ファウファーレはにっこりと綺麗な笑顔を浮かべ、ヴィクトの行く手を塞いだ。

 ヴィクトは軽く笑顔を浮かべ挨拶を返した。

「ちょっとウィーナ様に」

「ヴィクト殿は……本日面会のご予定はありませんが、どのようなことでしょうか?」

「ああ、大丈夫大丈夫。ウィーナ様に直接話すから」

「申し訳ありませんが、事前の予定にないとウィーナ様はお会いになられません」

 ファウファーレは笑顔を作ったままヴィクトを拒絶する。

「大丈夫大丈夫。俺が言えばウィーナ様会うから」

 ヴィクトが足早に通り過ぎようとするところをファウファーレがディフェンスする。

「緊急のご用件なら、私が取り次ぎます」

「いや、緊急ってわけじゃあないんだけどね……」

 ヴィクトはコートのポケットに両手を突っ込み、ばつが悪そうに漏らした。

「ならルールを守って頂かないと困ります。朝はウィーナ様はご多忙ですので」

「分かった……。申し訳ない。また改めて」

「伝言よければお伝えしますが?」

「いや、大丈夫」

 ヴィクトは会釈して踵を返した。

 彼は内心、組織が大きくなり過ぎて仕組みが窮屈になってしまったと思っていた。

 しかし、実際ファウファーレはウィーナの側で上手くサポートしているのであまり文句も言えなかった。


 この僅かな時間に、ファウファーレは平従者のビートを呼びつけた。

 ビートは、ウィーナの給仕や護衛(意味なし)、魔動車の運転手、その他身の周りの雑用など、付き人的な仕事を担っている男だ。

「もうすぐ身支度終わるから、ウィーナ様の車、裏口につけといて」

「分かりました」

 ビートは足早に階段を下りていった。


 そうこうしている内に、またロシーボがやってきた。

 今度は自称ロシーボ隊の副隊長であるシュドーケンを伴って。

「一体何? アポなしじゃダメだって言ってんでしょ? ウィーナ様は、超っ! 忙しいの!」

 ファウファーレが腕を組んで仁王立ちした。

 ロシーボが先程と同じく困った顔つきでシュドーケンを見る。

 するとシュドーケンは眉間にしわを寄せて一歩前へ出てきた。

「おい、一体何の権限があってウィーナ様への対面を制限してる」

「権限も何も、ウィーナ様のご命令よ」

「何勝手なこと……」

「あら? このことに関してはウィーナ様から各隊長へ伝わってるはずだけど。幹部会議で」

 ファウファーレがロシーボの方を見た。『まずい』と言わんばかりに目を逸らすロシーボ。

 これに関してはファウファーレは決して嘘は言っていない。

 この間発せられた辞令によって、ファウファーレはウィーナの『秘書官』に任命され、正式にその肩書きが付いた。ウィーナが多忙極まるため、ファウファーレのところで要件を取りまとめ、重要度に応じて取り次ぎを行うのだ。

 また、面会のスケジュール管理もファウファーレが組むこととなる。

 結局、組織が大きくなるにつれてウィーナに会おうとする者も増えていき、彼女自身がパンクして間違いや記憶違いを連発するようになったため、仕組みを変えたのである。

 勝手に通したら叱責を受けるのは寧ろファウファーレの方であった。ファウファーレとしてはこの仕組みをしっかりと組織に定着されなければならない。

「そうだったんですか……?」

 シュドーケンが面食らってロシーボに尋ねた。

「ごめん、忘れてました!」

 ロシーボは気まずい思いを胸いっぱいにして答えた。勢いを削がれるシュドーケン。

「で、一体何があったの?」

 ファウファーレが問う。

「お前に話すようなことじゃない」

 シュドーケンは何とか気を取り直して言う。

「私はウィーナ様の耳になるよう仰せつかってるのよ。何か問題あって?」

 ファウファーレが反論する。するとシュドーケンが本格的に苛立ち始めた。

「……お前、管轄にスピード出世したからっていい気になるなよ。俺をただの管轄従者だと思ったら大間違いだ。俺だってウィーナ様の信任を受けて、直々にロシーボ隊の副隊長に任命されてるんだ。お前が隊の運営を不当に阻害してるって問題にする力だってあるんだぞ、この俺には」

 それを聞いたファウファーレは面倒臭そうに溜め息をついた。

「その手の嫉妬ややっかみにはもう慣れてるわ。いい歳したオッサンがこんな小娘相手に……。自分で情けないって思わないの? 先輩?」

 ファウファーレが本心からの言葉を吐いた。それに、ウィーナからは『このウィーナの秘書をやるからには、売られたケンカは買うように』と厳命されていた。

「な、何だと貴様!?」

 シュドーケンは禿げた頭頂部を真っ赤にし、青筋を立てて怒り始めた。

「ま、まあまあ二人とも! 落ち着いて。よく考えたらそんな緊急の話じゃなかった! 出直そう出直そう!」

 慌ててロシーボが二人の間を取り持つが、両者聞く耳を持たない。

 そのとき、いがみ合う彼らの脇をスッと一人の人影が通り過ぎた。

 ヴィクトである。

「あ」

「あ」

 ファウファーレとシュドーケンが気付いたときはもう遅かった。

「ウィーナ様、失礼します!」

 ヴィクトは扉を開け、颯爽とウィーナの執務室に入っていった。

「シュドーケンさん……」

 ロシーボの弱々しい呼びかけに応じ、シュドーケンは唇をへの字に結んで「まあ、分かりました……」と言ってロシーボと共に足早に去っていった。


 すぐに執務室からヴィクトが出てきた。

「あの、勝手なことをされては」

「お疲れ! 頑張れよ!」

 ヴィクトはファウファーレの話を最後まで聞かずにそそくさと行ってしまった。



<ロシーボ隊と強化戦士>


 ロシーボ隊の中核従者・ミナピーとウィーナ隊の中核従者・エルフリーデが訓練場で練習試合をしていた。

 ミナピーはコートに身を包み、大きな眼鏡をかけた長髪の小柄な、どこか頼りなさげな印象を持つヒューマンタイプの女性。

 一方、エルフリーデは上半身は鎧を装着した凛々しき美女で、下半身が栗色の毛並を持った馬であるケンタウロス系の女騎士。

 ミナピーは刀を、エリフリーデはスピアを、刃が立たぬよう魔力でコーティングされた練習用の武器をそれぞれ持つ。

「はああああっ!」

「キャーッ!」

 エルフリーデの突きをまともに受け、ミナピーは一瞬で吹っ飛んだ。

 魔力で威力を殺してあるとはいえ、この威力をまともにくらったら体力の少ないミナピーはひとたまりもない。

 すぐさま脇に控えていた回復役の者が駆け寄り、回復魔法をミナピーにかける。

 柔らかな光に包まれ傷と痛みを癒したミナピーが、コートの誇りを払いながら立ち上がった。

「……もう、見た目からして勝てるわけありませんよ。エルフリーデさんの方が体格的にも種族的にも、全然有利じゃないですか」

 ミナピーが愚痴る。

「違うわ。日々の努力、研鑽が全てよ」

 エルフリーデは凛とした口調で言った。

「それもあるでしょうけど、決してそれだけじゃありませんよ。エリフリーデさんなんてケンタウロスタイプで、トップクラスに戦闘向きの種族じゃないですか。剣にしたって槍にしたってセンス抜群だし」

 ミナピーが不満気に言う。

「そうやって自分の努力不足を生まれた種族や才能のせいにしてるから、いつまで経っても強くなれないのよ」

 エリフリーデの言葉は辛辣なものだった。

「くっ……」

 ミナピーは悔しそうに唇を噛んだ。

 ついこの前まではそこまで実力差がないように感じていたが、このところ、エルフリーデは急激に実力を上げたようだ。

「相性相性! 気にすんなって! 俺だってエリフリーデには勝てないし!」

 見物していた隊長のロシーボがミナピーを励ます。しかし、大して慰めにはならなかった。



 その後、ミナピーはロシーボからの命令で、とある内偵調査の任務に就いた。

 元々、魔導探偵の心得があったからミナピーが命じられたのだ。

 調べていく中で偶然にも、エルフリーデが禁止されている強化処理を受けた強化戦士であることを知ったのだ。

 この組織に入る前から元々強化済みであれば、黙っていればグレーゾーンだ。

 だが、エルフリーデの場合は、組織に入った後、管轄従者への昇格試験に推薦されなかった後の時期に強化処理を受けている。完全にアウトだ。

 もちろん、この内偵調査には、エルフリーデは全く関係ない。別件を調査している過程で、思わぬ方面から偶然知ることになったというだけである。



 その後、ミナピーは内偵調査の任務を終え、通常任務に戻ることとなった。

 エルフリーデのことをとやかく言うつもりはなかった。

『強化冥界人』になるなど並大抵の覚悟ではできないことだ。二度と普通の冥界人には戻れないのだし、副作用も十分に考えられる。

 そこまでして力を得たい、やむにやまれぬ事情があるのだろう。実は、この前の調査でその事情の片鱗には触れていたのだが、調査の目的とは関係ないのであえて調べる必要がなかったし、興味もない。

 しかし。

 ウィーナ隊の訓練風景。エルフリーデが平従者達に厳しい稽古をつけている。

 そして、きつい稽古で音を上げる部下に対して「甘いわよ! そんなことでどうするの!」と、いつもの凛とした、正に戦乙女たらん態度で叱咤しているのを見る。

 強化処理を受けることで手に入れた、鍛錬とは無縁のただ与えられただけの力を振りかざし、格下の平従者達に日々の鍛錬の重要性を説いているのだ。

 ミナピーは、内心、エルフリーデのことを嫌な女だと思ってしまった。

 自分には関係ないことだが。

 人は人、自分は自分。

 自分は、一般的に習得が難しいと言われる情報魔法・通信魔法に精通している。

 エリフリーデにはできない働きが自分にはできる。それを大切にしてみようとミナピーは思った。

 自分の所属している隊の、隊長のように。



<終>



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