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15. シャルルと王子の疑念

 シャルルがテラスでアンリとランチをとっていると、ふと見覚えのある人物が廊下にたたずんでいるのに気が付いた。


「ヒロ!」


 ランチボックスを持っている彼に手を振って見せる。一緒に食べないかと誘おうかと思ったわけだが、当のヒロは決まり悪そうに目を泳がせたあげく、軽く手を挙げただけで立ち去ってしまった。

 残念そうに手を下ろすシャルルに、アンリが苦笑する。


「目立つのを嫌がるんだ。シャルルや私のような変人とは、おおっぴらに同席したくないんだろうさ」


 自分こそよほど変人だろうに、とからかうように笑うアンリに、シャルルも口元を緩める。

 ヒロとは祈祷の授業に連れ込んで以来話す機会がなかった。テラスや廊下、図書館なんかではときおり姿を見かけるし、向こうから挨拶してくれることもあるものの、少し世間話でもしようとすると今のように人目を気にするそぶりを見せてさっさと立ち去ってしまう。また人数の少ない教室ででも出くわしたら話せるのかもしれない。


「おしゃべりしてくれる人、アンリの他にあまりいないから……本当は仲良くしたいんだけどね」

「うん……私も、紹介できるような友達がいればよかったんだけど」

「いいのよ。アンリがいてくれれば楽しいもの――」

「お前はあいかわらず、庶民の娘と仲睦まじいようだな」


 唐突に男子の声が降ってきた。

 驚いて声の主に顔を向けるシャルルの視界の端に、アンリが死んだ魚のような目になって顔を伏せるのが映った。


 テーブルのすぐそばに立ってこちらを見下ろしているのは、プラチナブロンドが華やかな印象を与える男子だった。シャルルの知らない顔だ。

 彼はシャルルの存在が見えないかのように一瞥もくれず、テーブルに手をついてアンリの顔をのぞきこむようにする。


「男の真似事に飽き足らず下賤の輩と交わるなどと、どこまで落ちぶれる気だ?」


 やや芝居がかった抑揚をつけて話す彼は、少なくともシャルルのことは歯牙にもかけていないらしい。

 どうやらアンリは彼を知っているようだが、伏せた顔はまだ遠くを見つめるようにしたままで、彼と視線を合わせる気はないようだった。


「気にかけていただいたようで、恐れ入ります」


 答える言葉も慇懃ながら語調は投げやりで、会話をしたくない様相が明らかに感じ取れる。

 彼の方はそれを悟っていないのか、あるいはわざとなのか、アンリの口にした礼をまともに受け取ったように話を続ける。


「なに、気にすることはない。幼なじみのよしみで、お前に嫁の貰い手がつかないのではないかと心配してやっているだけだ」

「それはどうも」

「剣などふるうのをやめて、せめてもう少し着飾ってみることだ。淑女らしいふるまいさえできれば、お前もそう醜いというわけではないのだからな」

「さようですか」

「とにかく、身の振り方を考えろ。……黒蜘蛛(くろくも)(きみ)の機嫌を損ねては、ろくなことにならんからな」


 一方的にそうささやき、彼はさっそうと立ち去っていた。シャルルには言葉どころか視線の一つもよこさなかった。


 彼の後姿が完全に見えなくなってから、アンリは深々とため息をついた。誰なのか聞いてもいいものだろうかとシャルルが逡巡しているうちに、アンリの方から説明してくれる。


「あれはアシュレイ・オーガスト。まあ、ただのうっとうしい男だよ」

「幼なじみとおっしゃってたわね」

「実家で交流があってね。年上だからか、男だからか、上から目線で私に偉そうな口を利くのが好きなんだ」


 シャルルはアシュレイという彼の立ち去った方向をもう一度見やった。

 偉そうな口だったといえばそうかもしれない。でもなんとなく、彼にはアンリに対する悪意はないように思えた。むしろ彼のアンリを見る視線は、心配していると言った言葉が本心に思えるくらい、親身なものだった気がする。


 だがアンリの方は、彼に愛着を持ち合わせてはいないらしい。彼が一方的に話している間、アンリはシャルルに対する笑顔とも、ヒロの話をするときの呆れ顔とも、黒蜘蛛の君に怯えるような顔も違う、見たこともない“無”の表情を浮かべていたから。


「でも剣術は私の方が上だよ」

「すごい、そうなの?」

「ああ。だからそんなものやめろってうるさいのさ」


 そう言ってアンリはにやっと笑った。


 シャルルはなんとなく微笑ましい思いがしていた。実のところ、これまでアンリがシャルル以外の友人と話している姿を見たことがなかったから、彼女にも仲のいい――という表現をアンリは嫌がりそうだが――相手がきちんといたのだということに安心していた。


「まったく、何が“嫁の貰い手”だか。貰われるなんてたまったものじゃない」


 吐き捨てるように呟きながらサンドイッチを口に入れるアンリに、シャルルは素朴な疑問を投げかける。


「アンリは将来、剣士になりたいの?」


 無邪気なシャルルの物言いに、アンリは思わず苦笑を漏らす。

 名家の娘――特にアンリのような長女であれば普通、他家に嫁ぐなり婿を迎えるなりするものだ。家を離れて好きな職に就くことなどそうそう認められるものではない。ましてや剣士だなどと。


 一笑に付されて当然のことを、普通なら口にすることはない。だがこの変わった編入生にならば、アンリは馬鹿げた本心を打ち明けることができた。


「衛兵になれたら、と思うことはあるよ。アシュレイみたいに口しか出してこない連中ならまだしも、暴力で脅してくる悪党だっているものだ。実力で対抗するとしたら、その権利が皆から認められていないとただの私刑になるからね」


 それは同時に、自ら暴力に身をさらすことを意味する。シャルルはそう思ったことを口にしなかった。

 当然の理屈だ。暴れる獣を押さえるのに真っ先に思いつく方法は、縄で縛り付けること。手懐ければいいだなんて、相手が聞き分けのいいことを都合のいい前提とした理想論。

 逃げるという方法もある。黙って受け入れる、という方法もある。どちらも、獣が自分自身を傷つけているとしたら、彼を救うことにはならないけれど。


 ふと、アンリが顔を上げて廊下に目をやった。シャルルもつられてそちらを見ると、学生の塊がやってきたところだった。

 中心にいるのは快活な笑顔を浮かべたフレデリック王太子と、艶やかな赤毛をなびかせた黒蜘蛛の君。


「――酷いわ、フレディったら。せっかくの試合にわたくしを呼んでくださらないんですのよ」

「ただの練習試合だよ。僕だってまだ見せられるような腕前じゃないし」


 黒蜘蛛の君は王子の腕を取って身を寄せ、妙に猫なで声を出している。

 王子の視線がこちらに向けられそうになったその瞬間、間を阻むようにドリスの背中が割り込んできて、王子の顔は見えなくなった。


 アンリがシャルルの方に顔を向けなおし、肩をすくめる。


「ずいぶん露骨になったものだな」


 王子がやってきた初めのうちはこんな様子ではなかった。黒蜘蛛の君は王子が一人であちこちに顔を出すのを気にしていなかったようだし、当然ながら王子の方もいちいち彼女におうかがいをたてるような真似はしていなかった。

 ところがここ最近は、王子が一人でいることの方が珍しくなっていた。侍女や取り巻きの男子生徒を王子に貼りつかせておくのみならず、黒蜘蛛の君自身もかなりの頻度で王子に付き添っている。それもいかにも親密そうな態度で、である。

 そのせいでこれまで王子にアプローチをかけていた女生徒は遠ざけられているようだし、王子も以前ほど身軽に交友関係を広げることができていないようだった。


「殿下は自分のものだとアピールしたくなったらしい。何かあったのかな?」


 軽く言って肩をすくめるアンリに、シャルルはかすかに苦笑してうつむいた。

 ――シャルルがミレイユに伝えた忠告を、黒蜘蛛の君が聞き入れてくれたのかもしれない。だが当の王子の表情がどこか常より強張っているのを見ると、複雑な気分だった。


 エルバルドのレッスンに最初に乱入してきてから、フレデリック王子はたびたびシャルルに声をかけてくるようになっていた。黒蜘蛛の侍女に見とがめられることのないようにか、人目のないタイミングを図ったように突然姿を現しては、たわいのない話をして去っていく。

 編入を推薦した責任感を抱いて様子をみてくれているのだろうと思って、シャルルは本当に感謝していた。だから王子に悩みがあることを知って、力になりたかったのだった。


***


 真夜中になって、シャルルは寮室のバルコニーに出て物思いにふけっていた。黒蜘蛛の君とフレデリック王子のことを考えるとどうにも寝つけず、やるせない思いばかりが胸中に募っていく。

 涼やかな風が通り抜け、シャルルの髪を揺らした。月は半分だけ光っていたが、それでも充分なほどに雲一つない夜空を柔らかく照らしていた。


「――シャルル」


 どこからか密やかな呼び声がするのに、あたりを見回す。振り向いてみたが部屋の中は暗く、アンリが起きて来た様子はない。隣の部屋のバルコニーにも誰も見当たらない。


「シャルル、こっちこっち」


 手すりからバルコニーの下を見下ろすと、はたしてそこに声の主はいた。そばにある庭木をシャルルの部屋に向かってよじのぼりながら、フレデリック王子が手を振ってくる。


「殿下? ど、どうなさったんです?」


 ぎょっとするシャルルをよそに、王子は器用に木の幹を伝って来るとバルコニーの手すりのすぐ隣に顔を出してきた。子供のいたずらのようなふるまいに、さすがにシャルルも呆れて息をついた。


「木登りだなんて……」

「よく部屋を抜け出したり入り込んだりしてから、得意なんだ」


 王子はふふんと顎を突き出して見せたかと思うと、今度は眉を八の字にして苦笑する。


「起きててくれてよかった。話したいと思ってたんだけど、昼間はどうしても君に近づけなくて」


 直接会話をするのは、シャルルがミレイユと話して以来初めてのことだった。そもそもシャルルがミレイユを通して黒蜘蛛の君に話を伝えたいと思ったのも、王子から悩みを相談されたからなのだ。

 イリアナスタが本当に自分を好きでいてくれるのかが不安だ、彼女の周りの生徒たちに様子を聞いてみても彼女自身の本心が見えずにいる、ということ。


 王子は本当に彼女のことを慕っているように見える。明るくふるまう彼が、人知れず胸を痛めている様を見ているのはシャルル自身もつらいもので、できることなら力になりたかった。

 ただ、シャルルにも黒蜘蛛の君の気持ちの方は知る由もない。だからこそ、黒蜘蛛の君のことを最も理解しているであろうミレイユに話を伝えたのだ。彼女ならばきっと、黒蜘蛛の君の意思を思いやった上で適切に伝えてくれるだろうと思っていた。


「イリアが最近、すごく……なんていうか、優しくてね」


 王子はぽつりぽつりと話し出す。


「ずっと一緒にいてくれるんだ。というか、僕が一人でどこかに行くのを嫌がるというか、見張られてるというか、つまり――変なんだ」


 やはり、とシャルルも眉根を寄せる。

 シャルルにも、このところの黒蜘蛛の君の態度を王子が喜んでいるようには思えなかった。優しい、と言えばそうなのかもしれないけれど、王子の気持ちを思いやっているというより、周囲の人間たちへのアピールの色の方が濃く見えてしまうから。


 見ると、王子はすっかり笑顔を消して落ち込んだ表情を浮かべていた。前に話を聞いたときは決まり悪そうな苦笑を浮かべていたけれど、今は笑っていられないらしい。


「いつもと違う……ということですよね。彼女の本心は、やはり見えないままでしょうか」


 シャルルの静かな質問に、王子はうつむいた。


「むしろ本心からは遠ざかってるような気がするよ。きみにも……そう思える?」

「私は、黒蜘蛛の君のことをあまり存じ上げませんので……」

「ああ、ああ、そうだよね、ごめん。僕は勝手に思ってることを話してるだけだから、きみはただ聞いててくれればいいんだ」


 突然とりつくろうような言葉を口にする王子に、シャルルは小首をかしげたものの、追及はしないでおいた。


「……イリアが僕のこと好きでいてくれてるのかって思うのは、実は昔からずっとなんだ。彼女、ほら、自分のやることに集中するタイプだろ。僕のことは弟みたいな存在なんじゃないかって、昔から思ってて。周りの人に聞いても、みんな大丈夫ですよとしか言ってくれなくてね。それで、せっかく学校に来たから、学校の普段のイリアを知ってる人ならどうかと思って色んな人に聞いてみたんだ。“押してダメなら引いてみろ”とか、おもしろいことも教わったけど、でも……」


 王子はゆっくりとかぶりを振った。


「でも今のイリアを見てると、前の方がずっと彼女らしいって思えるんだ。なんだか、彼女……無理をしているみたいで。それに、ほら、……変な話が……あるだろ……?」


 語尾を濁した王子は、困ったようにうなじに手をやる。


「変な話、ですか……?」

「ああ! えっと、その、これは僕の独り言なんだけど……」


 あちこちに顔を向けたり手をぱたぱたと振ったりと明らかに挙動不審になった王子は、やがて捨てられた子犬のような目でシャルルを見る。

 シャルルはただ微笑み、先を促した。

 王子はしばらく口をぱくぱくさせたあげく、小さな声で話し始める。


「……学校の中に、イリアを――“黒蜘蛛の君”を怖がってる人が大勢いるんだって、みんなの話を聞いてたら分かってきたんだ……。彼女に逆らうと、学園で居場所がなくなるとか、汚名を着せられて学園を追い出されるとか、もっと悪いときには……家をつぶされるとか。そう信じてる人が少なくないみたいで、それで……黒蜘蛛の君の話は、あまりできないんだって」


 黒蜘蛛の君と長く親密な関係だった王子だが、彼女にまつわる悪い噂を知らなかったようだ。

 うなずける話ではある。シャルルが交流した少ない機会で見る限り、王子は天真爛漫で心優しい人物だ。その彼が慕わしく思うのなら、黒蜘蛛の君は陰謀の手を引く悪女などではないのではないかと、シャルル自身思っていたのだから。


「彼女が悪い女だって言われ方をすることは、昔からよくあったんだ。そんなこと、言う方が心無い人なんだろうと思ってたけど……でも、この学校の人はみんな、親切で、いい子たちばかりだ。悪口を言って喜ぶような人じゃない。それでも……彼女を黒蜘蛛の君と呼んで、それを怖がってる。そういう話を聞くとね、僕も、変なことを考えてしまって……」


 シャルルも同じことは感じていた。根も葉もないうわさ話を立てて人をおとしめることはよくあるもの。たいてい相手を脅威に思うが故、自分を守るための哀れな手段だ。

 だが黒蜘蛛の君に関しては違う。彼女が“悪い女”だとする評判は、おとしめるどころか、むしろ彼女をあがめる意味をはらんでいるように思えた。権力のない者は黒蜘蛛の君の名に怯え、権力を欲する者は黒蜘蛛の君の名を掲げて見せる。


「……実は、彼女と婚約することになったんだ。それでね……それが決まってから、彼女、変な態度になった気がして。僕、昔からずっと彼女のことが好きなんだよね。彼女は本当は僕に興味ないんじゃないかって思ってたけど、今までは気にならなかったんだよ。僕がどんなにバカやってもいつもついていてくれて、支えてくれたから。でも婚約するってなったら……もし彼女が本当に悪い人だったらって、変なことを考えちゃうんだ。本当は僕じゃなくて、地位が欲しいだけなんじゃないかって。僕と婚約するために、本当は僕を邪魔だと思ってるのを隠してるんじゃないかって。ただでさえ不安だったのに、今みたいにわざとらしい態度をされたら、本当に……彼女を信じられなくなりそうなんだ」


 今にも泣きだしそうに顔をゆがめる王子が、シャルルにはいたわしくてならなかった。思わず手を伸ばし、彼の丸められた肩をそっと撫でる。


「……僕の方が、よっぽどひどい男だよね。聞きかじった話だけで彼女を……悪者呼ばわりするなんて……」

「ご自分を責めないでください」


 のぞきこむと、王子の潤んだ目が見返してくる。

 彼は苦しんでいる。こんな話はきっと他の誰にもできないのだ。どうしてわざわざシャルルを選んで話しに来たのかは分からないが、それでも来てくれたからには彼を安心させてやりたかった。


「……これは、私の独り言なのですが……」


 シャルルには黒蜘蛛の君のことは分からない。まともに会話をしたこともなく、それこそ聞きかじった以上のことは想像するしかない。勝手な憶測で王子の不安をないことにしてしまうより、彼自身の心を持ち方を、温かなものにさせてあげたいと思った。


「殿下はとても前向きな方です。ご自身が暗い感情を抱いてしまうことそれ自体に、苦しんでおいでなのではないでしょうか。でも、それは少しも悪いことではないんです。不安になったり怯えたりすることも、憤ったり悔やんだりするのも、何かを守りたいという愛情から生まれるものなんですから。気持ちを押し殺す必要なんて、ないんです。ご自身の気持ちを受け入れてあげてください。もし、お一人で受け止めきれなくなったら、私でよければ、一緒に受け止めますからね」


 シャルルには、王子が考えている黒蜘蛛の君の本心を、肯定することも否定することもできない。そんな権利はない。だから今この場でできることは、彼が不安に思うその気持ちに寄り添うことだけ。

 ただ、目の前で心痛めている彼のことを、ほんの少しでも幸せにしたかった。


 肩に添えたシャルルの手を、王子の手がそっと覆う。


「ありがとう」


 ささやく彼の目の色からは憂いが薄れ、穏やかになっているようだった。

 微笑んだシャルルは伸ばしていた手をひっこめる。王子の指が少しだけ、追いすがるように付いてきた。

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