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同棲から始める異世界生活  作者: ゆげん
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王様と一緒に飯食うってことだよね??

「ねぇ、ちょっと。」

ベスの声がする。何か柔らかいものもあるし、もう少し寝たい…俺はその柔らかいものを抱き寄せながら、

「もう少し寝せて…むにゃむにゃ…」

と寝ぼけながらベスに言う。

「もう少し寝るのはいいんだけどさ、これじゃ、私が起きられないのよね…」

ん?ベスは何を言っているのだろう?よくわからないから目を開けるとそこにはベスの顔があった。

「あ、起きた。おはよ。取り敢えず私起きるから手をどけてくれる?」

ん?・・・これって?まずくね?!そう、俺はベスに抱き付いていたのだ!!俺は直ぐ様手を解き、土下座した。

「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい!」

「いいよ別に。気にしてないし、どうせ私から落ちたんだろうしね。」

そうだ、段々思い出してきた。昨日寝ようと思った途端にベスが落ちてきて、面倒でそのまま寝たんだ…ていうかさ、寝相悪くね?まぁ、いいか…

「あ、もうすぐご飯だけどタクトもたべるよね?」

ベスがドアの取っ手に手をかけながらきく。

「頂くよ。腹減ってるし。」

俺は言った。

「なら、行こっか。父さんにも、タクトのこと言いたいし。」

ベスは当然のことのように言う。

「ちょっとまったー!」

俺は叫んでいた。

「え?なに?どうかした?」

「いやいやいや、どうかしたもなにも、それって王様と一緒に飯食うってことだよね??流石に俺でもそれは…」

流石に気まずい。それに、不可抗力とはいえ、王女に抱き付いてしまっていたのだ。

「そ、ならここで一人で食べても良いけど?」

「それはそれで気まずいし、寂しいよ~。仕方がない、王様と食べるよ…」

タクト君でも王様と食べるのは気まずいものなんですね~wタクト君何にも動じないような、キャラのつもりでしたが、流石にこれに動じないのはまずいんじゃないかなぁって思ったんで気まずいと言うことにしました。

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