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諸君、今から私の成人式における黒歴史の話をしようか。

作者: 蒼い鍵

フーハハハハハッ!




諸君! 今から私の成人式における黒歴史の話をしようではないか!




なに! そんな話聞きたくもないって!?




またまたー。このツンデレさんめっ!? 自分の気持ちに正直にならないとだめだぞっ!☆彡 めっ!




あっ! ごめんなさい! もう、ほんとすみません。 お願いだから、ほんの数分だから! 無言で「×」ボタン押して閉じるのはやめてください!




えーごほん! あれは今から遡ること200年前・・・。




あっ! ごめんなさい! ごめんなさい! もうふざけないから! ブラウザバックもだめだから!














フーハハハハハ! さて、本題に入ろうではないか!





まず、以下の前提条件を踏まえていただきたい!




①私は、中高で、勉強も、スポーツも、いわば並、言い換えれば、平均、アベレージ!さらに言い換えるならば、普通の人間!、すなわちザ・人間であった!




②私は、かっこいい呼び方をすれば、一匹狼だ! ロンリーウルフ!? よって、他のパンピーのように群れたりはしない! 学校で普通に話すクラスメイトはいたが、放課後や休日、一緒に遊ぶようなことはしなかった! いやー、一度も誘われなかったんだけなんだけどね? えっ! 本当は嫌われていただけなんじゃないかって! いやいやいや違いますぅー。 高嶺の花的な感じだっただけですぅー。




③私は、受験で失敗した! いや、失敗したという言い方はよくないなー。 逆に! 底辺国立の教授の見る目がなかったという言い方が正しいか! というわけで、私は地元を離れて、私の価値を理解してくれた機関、すなわち! 他県のカテゴリーFプライベートゆにばーしてぃへ入学したのだ! それから、約2年、地元のやつらとは会っていない! 実家には、何度か帰ったんだけどね誰からも連絡来なかったわけですよー。はい。てへぺろ(笑) 高嶺の花的な!?





フーハハハハハ!? どうだ貴様ら! いかにに自信家の私でも、自分のことを客観視できるくらいの冷静さは持ち合わせているのだ! 冷静と情熱の間!的な!←やばっ!世代がバレる!




てなわけで、成人式とかいう謎儀式には行きたくなかったわけですよー。テキトーにバイトが入っているから、無理~。私ってば、バイト先でちょーひつよーとされてるから無~理~。的な感じで実家の両親ちょろまかして、帰らないつもりだったわけですよー。そのバイトも1ヶ月前にクビになったんだけどね☆彡 てへぺろ(笑)。




でも、成人式の一か月前、母上から、




「成人式用の袴レンタルしといたからねー。」




って、謎ラインが来ちゃったわけですよー。えーなにそれ。このクソばばぁ。このセッカチさんめっ! め~!! そりゃもう着るしかなくない!? いまさら、バイトが入ってるから、成人式行けないなんて言えなくない!? でもまーその時は余裕だったわけですよ。ってか、着て、母上に行ってきまーす、なんて言って、タクシーにのって、そのまま、ネカフェなんかに閉じこもって、半日過ごしてくれば余裕じゃない。うわー私まじ賢者。なんて思っていたわけですよー。てへぺろw。




ってな感じで式当日。




「哲也ー! 哲也もう起きなさい! 遅刻するわよー!」




うるせぇなぁ! クソばばぁ! いやいやいや声には出してないですよー。心の中の声ですよー。ってな感じで瞼を開けるとそこには、妙におめかしした母上の姿がっ!?




「今日は送っていくからねー。早く準備しなねー。」




とぅっとぅるー。クソばばぁは上機嫌だ。ごめんなさい。シュタ○○○ゲートファンの方ごめんなさい。とにかく何とか言いくるめて逃げなければっ。




「あっ! ごめん。 友達と行く約束してるから!」




「あらそう! じゃあその子も一緒に送っていくわ!」




・・・。




・・・。




・・・。ってやばっ! おれ友達一人もいなかったんだー。てへぺろW。




「・・・やっぱ。送ってもらおうかなー。なんて。このままだと遅刻しちゃいそうだから、友達には先に行っといてって言っとく。」




「あらそう。じゃあっさっさと準備なさい。」




・・・。




・・・。




・・・。




終わったー! この世の終わりですよー。私、モーニゲバナイデスヨ。排水の陣ですよー。袋の中の鼠ですよー。危機一髪ですよー。・・・・ってこれは少し違う気がする。














はい! ここでお話は終わりです! えっそのあとドウナッタカッテ!?



ちゃんと成人式に行きましたよー。母に連れられて。偉い人の話も聞きましたしー。

集合写真も撮りましたー。














・・・。えっぐ! えっぐ! ただね。誰も気づいてくれなかったわけですよ! クラスメイトも、先生まで。




一人惜しかった人はいるんだけどねっ!




「あれ、こいつどっかで見たことあるなー・・・。でも、気のせいか。他中の奴かも?」




いやいやいや。平塚くんでしょ。私、隣の席だったでしょ! そこは、




「よっ! 哲也! 久しぶり!」




みたいな気の利いた事言っても、罰はあたらないんじゃ!?




・・・てな感じで誰にも話しかけられなかったっていう話です!




・・・。




・・・。




・・・。




すゔぃませ~~~ん!!! 泣いてもいいですかぁ!!!!

この小説は、ブログ「trefの日記」にも掲載しています。


よろしければそちらもご覧ください。

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