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6 急な出張

 7月に入り私の仕事は変化した。もともと私がいる班の商品開発は他の人が主になって進めていた。私はそのデータを纏めるのが主な仕事となっていたのだ。課長は私の班と他の班との資料の差に気がついて、そこから私は研究班から脱却することになった。


 代わりに各班のデータを纏めることになったの。最初は5つの班のデータを纏めることで混乱したけど、それぞれのUSBに分かりやすい印をつけてやり取りするようになったら、混乱することはなくなった。


 それに研究班もデータの纏め分析に時間がかかっていたのが解消されて、今までより作業効率が上がったそうだ。おかげでもう少しで、商品開発会議にだせそうなものが出てきたの。そう言われるとこの三週間の苦労が吹き飛ぶようだった。


 そんな時に急に出張を命ぜられたのだ。もともとは他の人が行くはずだったのが、虫垂炎の手術で緊急入院してしまったの。代わりにデータ纏めをしていて内容に詳しいからと、課長と共に東北の支社と工場に行くことになってしまったのよ。


 5日間の出張を月曜の朝に代理よろしくと言われて、急いで家に帰って荷造りをした。そこから駅に行ったのだ。


 移動中は仕事の打ち合わせで忙しく支社でも説明で手一杯で、困った事態に気がついたのはホテルに着いてからだった。


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