表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/8

学校生活

「将来は絵本作家になりたいな」


そんな夢をもって勉強を始めた


もちろんなりたいものなるのは大変だけどトビーは頑張った。


今 トビーは自宅からスクールに通っていた。


「そろそろ行ってくるよ」



スクールバックを肩に担ぎ階段が駆け降りてきたトビーはママにそういった。



「ランチはどうするの?今日は遅くなるの?」


「あ~少し遅くなるから、今日は適当にどっかで食べてくる。夕飯は冷蔵庫に入れておいて」


「そう でも男の子なんだからたくさん 食べるのよ」


「デブになるくらいたべとくよ。 じゃあ 行ってきます」


「フフ 肥満になったらなったら 筋肉にかえなくちゃいけないわよ」


「そりゃ大変」


「じゃあ 行ってらっしゃい」




今日はレポートの提出もあるし、それに図書室にも寄りたいし、考えれば考えるほどやることが山積みだった。


家の坂を下りれば すぎに赤い看板のバス亭が見えました。

黄色いスクールバスはもう目の前。


バスの中にはすでに大体の席がもう埋まって 顔見知りが数人こっちを見ていた。


「トビー ここ開いてるぜ 早く座れよ」

一人の学生が立ち上がってトビーに手を振った。


「サンキュー」


「クレット おはよう。なんだ まだ眠たそうだな」


「昨日 ちょっと 遅くまでゲームしてたからな。」


「今回はなにやってたんだ」


「ホラーの奴 シューティングゲーム ほら最近の ちょいグロテスクのやつ」


「ああ あれか。眠れなかったのか?」


「いや 朝方までやっててクリアしたぜ」


「始めたの三日前とかいってなかったけ?」


「うん」


「早いな」


「貸そうか?」


「いや 俺はいい」

「そっか やっぱ、トビーは読書?」


「といっても絵本だけどな」


クレットはゲーマー。ゲームならなんでも得に好きなのはシューティングゲームだ。


「だせぇ」


前の席から非難の声が上がる


「なんだよ ギーマンなんか文句でもあるのかよ」


クレットはその声の主を睨んだ。


「男の癖の絵本なんか読んでのかよ ウィルトンは 女々しい奴」


男の名前はギーマン 体格はまるでアメフトのラインの選手みたく巨漢だ。大きな席を一人で独占していた。


「人の趣味にとやかく言うなよ。 ギーマン」


「女々しい奴に女々しいといって何が悪いんだ。クレット お前もゲーマーなんて聞こえはいいけど、要するにオタクだろ かっこつけてんじゃあねえよ」


クレットはギーマンを鼻で笑った。


今度はギーマンがクレットをにらんだ。


「なんだよ なんか文句でもあんのか?」


「他人のことをなんとかいう前にまずは汗臭い自分をどうにかした方がいいじゃないか?ギーマン。きいたところによるとお前最近彼女と破局したらしいじゃねえか。その汗臭さのおかげでな」


ギーマンの額に青筋がたった。


「だれかさんが噂したぜ まあ 誰かなんて言わないけどな」


バキッ 

ギーマンの拳がクレットの頬を直撃した

けれど、意外にもクレットの身体は揺らぐことはなかった。


「案外 弱いパンチだな」


とクレットはニヤリと笑みを浮かべた

今度こそギーマンがバスの中で立ち上がろうとしたその時バスが止まった。


外を見るとスクールが目の前にあった



「さあ さっさと降りてくれ。喧嘩はバスの中にやるもんじゃないぞ もう授業が始まるぞ 急げ!急げ!」


バスの運転手のあんちゃんの声にしぶしぶとクレットとギーマンもカバンを持って外に出た。


「覚えとけよ クレット あとで死ぬほど殴ってやるからな」


「その前に逃げるにきまってんだろ バーカ」


クレットはトビーの腕を掴んでバスから 駆け足でスクールの中に入っていった


「クレット ごめん 僕の所為で でも どうするんだ。死ぬほど殴られるぞ」


「気にするなよ みろよ さっきのギーマンのパンチまったく痛くないぜ。あいつ体格しかいいとこないからな。さっきだって汗臭いのが原因っていってやったけど、本当のところは体格に似合わず 弱いから切られたらしいぜ」


「でもあいつ体格でかいからな 喧嘩は強いんじゃないのか」


「さあな 本当のところは俺にもわかんねえぜ 喧嘩してるとこなんてみたことねえし」


「そういえば そうだな あっ時間本当にやばそうだ 早く行こう」


トビーはクレットの手を引っ張って教室に向かう

今日の最初の授業は国語。一番好きな授業


「トビー」


「おはよう メリー」


一人の女生徒がトビーの名を呼ぶ。

メリンダ・ディパンド 彼女は健康的に黒い肌とキラキラと光る黒い髪をしていた。


トビー・ウィルトンのガールフレンドで、年は同い年で十七。学校ではメリーの愛称で呼ばれていた。



トビーとメリンダ この二人は同じクラスでちょうど隣どうし


「よろしく」


「よろしく」


初対面はそっけないあいさつから、知り合って、ある日のテスト返却日 同点 同じ箇所を同じ間違い 


「貴方もそこ間違えたの?」


「隣同士で?すごい確立だ」


笑いあって二人で話して、盛り上がってここから二人の付き合いが始まったのだった。


図書室 美術館 公園 偶然にも趣味が同じで談笑しながら、ただ二人で歩く肉体関係なぞ無く、キスもまだ今時珍しい健全なお付き合い。


 ただ噂ではもっとすごいことやっているのではと下世話な話も多々あって。けれど、噂にあるようなことは全くなかった。


「メリー あんたそれでいいの?私なんて」

トビートメリーの付き合いを聞いたメリーの友達が呆れたようにいった


「あんたはあんた。私はこれでいいの トビーとは勉強仲間だもの」



「勉強仲間?ボーイフレンドじゃないの?」


「ボーイフレンドなんて恥ずかしいわ。まあ確かにボーイフレンドだけど、今の私には関係的には勉強仲間で十分よ」


「シャイなのね」


メリーは顔を赤くしながら言った


「トビーは素敵よ 他のどの男の子よりね」


「男じゃなくて、男の子なのね 残念」


メリーはいたって白い関係を望んでいた。トビーはメリーの理想にぴったりな男の子だった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ