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微妙な能力で世界は救えるか?  作者: オレンジアルタイル
4/5

微能力4

では、第4話どうぞ!

「バ、バカにしおってぇぇぇ!」


魔王は勇者の一撃(言葉)がかなり効いたようで、

逆ギレしたようだ。

魔王は何もない空中から、剣を取り出すとかき消えた。

次の瞬間には横からガギィという金属同士が擦れるような音が響いたので、横を向くと勇者と魔王がつばぜり合いをしていた。


「く、中々やるな」

「フハハハ、まだまだ準備運動程度だぞ?」


ガキィンという音と共に距離を取ると、お互いににらみ会う。


「だったら、本気でいくぞ! うぉぉぉ!」

「相手になろう フン!」


勇者が唸り始めると、勇者をオーラのような黄色いモヤが包み込む。

そして、勇者に呼応するように魔王も黒いモヤで包まれた。


「いくぞ!」


次の瞬間には勇者と魔王が立っていた真ん中辺りで爆発が起き、その爆風に飛ばされないように少し屈んで耐える。

薄く目を開けて見ると黄色の塊と黒い塊が何度もぶつかりあっていた。

その光景を見て、最初から使えばいいのにとか思ったが胸にしまっておいた。

そうこうするうちに、一段落したのか、お互いに元の位置に立っていた。


「フン! その程度か!」

「ク、つ、強い」


よく見てみると、魔王は余裕そうなのに対して、勇者は所々切られた後があったり、肩で息をしていた。


「フハハハ、まだまだ行くぞ!」


そういうと魔王が消える

このままだと勇者側がヤバイので能力を使うことにする。

多分、目で追えないぐらいのすごいスピードで動いているのだろうと、2つの能力を使う。


「な、う、うぉぉぉ!」


するとすごい声が後ろから聞こえたので振り向くと、何本かの木を薙ぎ倒し全身ボロボロの魔王が、足の小指を押さえごろごろ転がっていた。


「小指がー、小指がー」


因みに今使ったのは、足の小指をぶつけるのと、転ばせる能力だ。

普通はもっと地味だが、高速移動していたためああなったようだ。

うんうん、慣性の法則万歳!


「な、何が? また、君がやったのかい?」

「ああ、そうですよ、転ばせただけですけど」


勇者が聞いてくるので、苦笑いで答える。


「く、小僧が、なめるなよ!」


魔王が小指の痛みから復活したようで、剣を消し、

両手のひらを重ねて、此方に向けると手のひらに拳大の黒いモヤの塊が出来ていく。

あわてて僕も能力を使う。


「ん、な、痒い!、かゆかゆかゆ!」


魔王は僕の使った、痒くさせる能力で、背中をかきはじめる。

それをチャンスと思ったらしい勇者が一気に距離を縮め、魔王の後ろに過ぎ去る。

因みに、僕には黄色い線が見えたのと、勇者が魔王より遠くに現れたのしか、見えてないので、あくまで推測だ。


しばらくの静寂の後、魔王がうつ伏せに倒れた。

どうでしたでしょうか?

第5話、最終話は22:00投稿予定です。

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