微能力2
さて、第2話です。
あまり書くことも思い付かないので、早速、
本編をどうぞ!
「あ、えーとすいません。あんまりゲームとかしないもので」
「ゲームとはなんだ?」
「は?」
あまりにも自然に、本当に知らない言い方で聞いてくるので、こっちが戸惑ってしまう。
「フハハハハ! 勇者か、よくここまで来たな!」
「チッ! もう回復してやがったか!」
突然、だだっ広く隠れる場所なんて無い広場のはずなのに、これぞ魔王ってのが僕達の前、10メートル位の所に現れた。
「フフフ、ハハハ、フハハハ! 勇者め! ここがお前の墓場だ!」
そういうと魔王(仮)は両手を広げ、呪文のような
言葉を呟き出した。
あまりに熱の入った演技だと思った俺は目が離せず、見いってしまっていた。
「#%£¢&*「な、させるか!」@£&*££#&@§、はあー!」
魔王が呪文を唱え始めると、慌てた様子で勇者さんが止めに走る。
が、あと一歩の所で呪文を言い終わったらしく、魔王が叫ぶと同時に10体くらいの巨大な昆虫がどこからか出て来ていた。
軽自動車ほどのカブトムシのような虫が5体、同じ位の大きさのスズメバチのような虫がそこにいた。
さすがにこれをコスプレや、映画の撮影だと思うことも出来ず、夢だと思う事にして俺は現実逃避しながら、眺めていた。
その間にも勇者さんは虫を、腰から抜いた剣で、切りまくる。
結構、丈夫なようで、カブトムシ型のは2、3 回切りつけて、やっと動きが止まった。
スズメバチ型のは1度で動かなくなっていたが動きが速く、当てるのに手こずっていた。
そして、カブトムシ型のを3匹、スズメバチ型のを3匹倒した時だった。
「チッ、これならどうだ、あそこにいる奴に襲いかかれ!」
「なっ、に、逃げろ!」
魔王が叫ぶと同時に、こっちに向かってくる虫たちを俺は呆然と眺めていた。
一番近くにいた、スズメバチ型のが、おしりにある針をこちらに向けて、すごいスピードで、飛んでくる。
そして、刺さる。
スズメバチといっても、普通のよりデカイ、当然針もデカイ。
俺の胸に拳だいの穴が開く。
熱いとも、痛いとも言える感覚が襲ってきて、俺はこれが現実だと悟った。
ああ、死ぬのかと思いながら、背中から地面に倒れる。
しかし、倒れた衝撃で噎せてしまい、ゲホゲホと
噎せながら、上半身を起こした。
そこで、疑問が沸く、人って胸に穴が開いて、上半身を起こせるものなのかと。
恐る恐る、胸を見ると服には穴が開いていて、血がべっとりとついていたが、体は大丈夫だった。
どうでしたでしょうか?
第3話は16:00投稿予定です。




