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一人+一人=一人  作者: 松川φ(゜゜)ノ゜
5/8

一人ぼっちの私

寝ていると、上に物が置かれる感覚に目が覚める。

「ん。」

そこは昨日の夜までなにもなかったはずなのに、一晩でごみ溜めのような臭いと、自分を囲うようにゴミが散乱していた。

「またか。」

私には親がいない。

私にはお金がない。

私には住んでる家もない。

だけど、そんな毎日を繰り返していた私にも家族と呼べる人ができた。

とても優しくて、私を『一人』と呼んでくれた。

そんな彼に、私は一生尽くしていこうと思う。

私の家族を、私の『一人』を。


先に戻っていろと言われたので素直にその通りにした。

ホテルに戻るにしても少しだけ遠くて、ちょっとだけぶらぶらと歩いていた。

その時だった。

「おっと、ここに触れる空気があるぞ。」

「ほんとうだ。」

ドゴン、と鈍い音とともに腹部に痛みが走る。

「へへ、あっれ~?空気が下にいったな!」

ドゴン!今度はさっきよりも強く。

「くはっ。」

思わずさっきの料理を出してしまった。

「きったね。空気なんだからはいてんじゃねぇよ!」


その後も暴力は続けられ、ついに私は気を失ってしまった。

少女の希望はどこへやら。いよいよラストパートになります。

たまたま読んでくださった方は有難うございます。

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